不調が続く人には、決まった口癖がある
~言葉の習慣が、体の未来をつくる~
首肩こり、頭痛、疲労感…。
「気づけば何年も同じ不調に悩んでいる」という方は少なくありません。
施術の現場でそうした方とお話ししていると、共通してよく耳にする“口癖”があります。
それは体の問題だけでなく、考え方や習慣のクセを映し出していると、私は思います。
■不調が続く人に多い口癖
1. 「でも…」
- 「でも仕事が忙しくて」
- 「でも家族のことがあるから」
- 「でも〇〇だから・・・」
一歩踏み出そうとしたときに、すぐ「でも」が出る。
この言葉が、自分の行動を無意識に止めています。
2. 「忙しくて」
- 「忙しくてケアする時間がない」
- 「忙しくて休めない」
もちろん日々やることは多いですが、それはみなさん同じです。
本当にたった3分すら“体を整える時間”がないのでしょうか?
「忙しい」という言葉を口にするたびに、体への優先度は下がっていきます。
3. 「時間がなくて」
「時間がないからできない」と思っていると、結局ずっと行動できません。
実際には 1日1分でも呼吸やストレッチはできるのに、「時間がない」が習慣化しているのです。
4. 「どうせ…」
- 「どうせ良くならない」
- 「どうせ一時的だから」
この言葉は、改善への可能性を自分で閉ざしてしまいます。
「どうせ」というぐらい本当にやってこれたかどうか、それが正しいアプローチだったのか、まだ試したことがない方法はないのか・・・
「どうせ」と思ってしまえば、行動も工夫も生まれません。
5. 「昔からだから」
- 「昔から肩こり持ちだから」
- 「体質だから仕方ない」
確かに長年の習慣で体はこり固まります。
ですが「昔からだから変わらない」という思い込みは、体を変える力を奪ってしまいます。
■口癖が不調を固定化する理由
行動を止める
「でも」「時間がなくて」という言葉は、行動のブレーキになり、改善のチャンスを逃します。
思考を閉ざす
「どうせ」「昔からだから」という言葉は、希望や工夫の余地を奪い、思考を固定化します。
体の感覚を鈍らせる
「不調があるのが当たり前」という前提で過ごすうちに、小さなサインを無視し、症状が慢性化していきます。
単純に、”やらなくてもいい”理由を探しているだけです。
そんな時は頑張る目的を思い出してあげてください。
■言葉を変えると体も変わる
不調を改善していくために大切なのは、言葉の選び方です。
- 「でも」→「だからこそ」
例:「忙しいからこそ、少しでもケアしよう」 - 「時間がなくて」→「1分ならできる」
例:「1分深呼吸するだけでも体は変わる」 - 「どうせ」→「せっかくなら」
例:「せっかくやるなら、体が楽になる方法を試そう」 - 「昔からだから」→「今からでも」
例:「昔からだけど、今からでも変えられる」
こうした小さな言葉の切り替えが、行動を変え、体を変えていきます。
■まとめ|言葉が将来の体をつくる
「不調があるのが当たり前」と思い込んでいると、体はその通りに固定されます。
ですが「体は変えられる」と思えた瞬間から、行動が変わり、体が変わります。
実際に、セルフケアや施術に真剣に取り組む方ほど、回復のスピードは早く、再発も少ない。
それは単なる“体の差”ではなく、“考え方の差”から生まれているのです。
不調が続く人に共通するのは、体だけでなく「言葉の習慣」。
- 「でも」「忙しくて」「時間がなくて」
- 「どうせ」「昔からだから」
こうした言葉が、不調を当たり前にし、改善のチャンスを遠ざけていることに早く気が付いて欲しいなと思います。
今日から少しずつ言葉を変えてみましょう。
~ 私の想い ~

LaLa鍼灸サロンの髙中沙樹です。
皆様の健康に寄り添い、これからの生活をより明るくするためのサポートをしております。
”このままではいけない”そう感じて行動を起こした女性が集まるサロンです。首肩こり専門と謳っていますが、多くの場合、それはきっかけにすぎません。
・なぜ首肩がつらくなるのか?
・なぜたかが首肩こりにそこまで聞かれるのか?
・なぜたかが首肩こりを改善させる必要があるのか?
それは、首肩こりは体からの静かなSOSだからです。
自分を後回しにしてがんばり続けた日々、そのすべてが首や肩に現れているだけ。
だから私は、「本当の原因」と向き合うことを大切にしています。
つらさをごまかすのではなく、“自分を大切にする”という視点から体を見直すことが、生活を変える第一歩です。
もし、あなたも「そろそろ自分の体とちゃんと向き合いたい」
そう思ったなら、私はあなたの力になれます。
LaLa鍼灸サロンで、あなたの人生がもう一度、軽やかに動き出しますように。