「そんなに」の基準は人それぞれ|浦和の首肩こり専門鍼灸院

私は問診の時、ぎっくり腰や寝違いについて質問をします。
寝違えることはありますか?の質問に対して、
「そんなにないんですけど…年に2〜3回です」
この“そんなに”という感覚。
実は、人によって本当にバラバラです。
でも、落ち着いて考えてみてください。
■ 年に2〜3回、首が動かせない朝が来るって”そんなに”?
最近は季節柄、首を痛めて来院される方がとても多く、
問診でも「年に2回くらい寝違えます」という方が平均でした。
4ヶ月に1回、半年に1回のペースで、首が動かせない状態になるって、みなさんの中で”そんなに”ですか?
あなたの中では「そんなにひどくない」という基準かもしれません。
”そんなに””普通”って人それぞれなので、その感覚は否定することはできませんが、でも、 体のメカニズムから見ると“普通”とはいえません。
年に1回あることでさえ異常です。
■ 寝違えは、ただの「首のこり」ではありません
寝違えは、筋肉や靭帯など「組織に異常が起きている状態」。
つまり 体のどこかが“傷ついている”サイン です。
炎症が起きるほどの痛みは、組織が傷ついている証拠。
- その前から負担が積み重なっていた
- 体のどこかに無理がかかっていた
- 姿勢や動きのクセが限界に近づいていた
という“結果”として起こります。
突然朝起きたらやってくる痛みが、年に2〜3回もある。
傷に傷を重ねている状態だということを知っておいてくださいね。
■ つらさに慣れると、異常が普通になる
長年、首こりや肩こりを感じている人ほど、痛みやつらさに慣れすぎてしまっています。
- 「前よりはマシだから大丈夫」
- 「数日すれば治るし」
- 「このくらいは普通」
そんなふうに、本来は“治すべきサイン”をスルーしてしまうことがあります。
でもそのたびに、体は確実に傷を重ねています。
感覚は人それぞれでも、身体の限界は必ずあります。
治すべき痛みは、しっかり向き合うことが大切。
放っておくと、
- 首が動きにくくなる
- 姿勢がゆがむ
- 肩こりが悪化する
- 頭痛やめまいが出る
- 再発しやすくなる
こうした悪循環に入りやすくなります。
特に 年に2〜3回寝違える人は“繰り返す原因”が必ずあるんです。
■さいごに
「そんなに寝違えないし、大丈夫」
そう思っていたとしても、身体には限界があるということも知っておいてください。
あなたの“大丈夫”と、身体の“大丈夫”はちがうことがあります。
体の基準を知っておくとこの先、無理しすぎることがなくなると思います。
もし今、
・寝違えを繰り返している
・首こりがずっと続いている
・朝からつらいことが多い
そんな状況なら、
あなたの身体は もう限界サインを出しているのかもしれません。
ちゃんと身体の声をきいてあげてくださいね。
【1周年キャンペーン】ご新規様の予約枠、残りわずか!
詳細はこちら♪
~ 私の想い ~

LaLa鍼灸サロンの髙中沙樹です。
皆様の健康に寄り添い、これからの生活をより明るくするためのサポートをしております。
”このままではいけない”そう感じて行動を起こした女性が集まるサロンです。首肩こり専門と謳っていますが、多くの場合、それはきっかけにすぎません。
・なぜ首肩がつらくなるのか?
・なぜたかが首肩こりにそこまで聞かれるのか?
・なぜたかが首肩こりを改善させる必要があるのか?
それは、首肩こりは体からの静かなSOSだからです。
自分を後回しにしてがんばり続けた日々、そのすべてが首や肩に現れているだけ。
だから私は、「本当の原因」と向き合うことを大切にしています。
つらさをごまかすのではなく、“自分を大切にする”という視点から体を見直すことが、生活を変える第一歩です。
もし、あなたも「そろそろ自分の体とちゃんと向き合いたい」
そう思ったなら、私はあなたの力になれます。
LaLa鍼灸サロンで、あなたの人生がもう一度、軽やかに動き出しますように。


