「頭が重い、目がかすむ…」“噛みしめ”が原因かも?
「最近、頭が重くて集中できない」
「朝起きても疲れが取れていない」
「目がかすんで、パソコン作業がつらい」
こうした不調を、「年齢のせい」や「目の使いすぎ」と片づけていませんか?
その“モヤモヤ”の原因が、「無意識の噛みしめ癖」にあるかもしれません。
今回は、日常のクセと体の不調の関係について、専門的な視点から解説します。
■噛みしめ癖=“隠れストレス反応”
私たちはストレスを感じると、無意識のうちに奥歯を噛みしめています。
特にこんな場面に心当たりはありませんか?
- 集中してパソコン作業をしているとき
- 寝ているとき(歯ぎしり・食いしばり)
- 我慢しているとき(言いたいことを飲み込む)
- 頑張りすぎているとき
このように、噛みしめは“心と体の緊張のサイン”でもあるのです。
問題は、それが習慣化するとどうなるか。
噛みしめはアゴだけでなく、首や肩、頭までつながる筋肉に常に力を入れることになります。
つまり、筋肉が“休めない状態”になるのです。
■噛みしめが引き起こす不調リスト
噛みしめが習慣になると、以下のような不調が現れやすくなります。
- 頭が重い、頭痛がする
- 首がこる、肩がこる
- 目の奥が疲れる、かすむ
- 口が開けにくい、あくびがしにくい
- 朝からだるい、疲労感が抜けない
- イライラしやすい、気分が沈みやすい
- 睡眠の質が低下する(寝ても疲れる)
これらの症状は、一見バラバラのように見えて、すべて「筋肉の緊張と自律神経の乱れ」によるもの。
そしてそのスタート地点が、「噛みしめ」のことが多いです。
■アゴと首は“つながっている”
連想しやすいと思いますが、筋肉や筋膜の構造上、アゴを動かす筋肉(咬筋・側頭筋など)は、首や頭、肩の筋肉と密接に関わっています。
たとえば——
アゴをぎゅっと噛みしめると、同時に首の前側(胸鎖乳突筋)や後頭部(後頭下筋群)にも緊張が走ります。
その緊張が続けば、首がこり、後頭部が硬くなり、血流が悪くなって「頭が重い」「目がかすむ」といった症状が出てきます。
さらに、後頭部には目の疲れや動き、ピント調整に関わる神経も通っているため、目の奥の疲労感や視界のぼやけにもつながります。
■“首のつまり”が睡眠を妨げる
噛みしめによる首の緊張は、夜の睡眠にも大きな影響を与えます。
首が硬くなると、呼吸が浅くなり、脳や体に酸素が行き渡りにくくなります。
その結果——
- 寝つきが悪い
- 眠りが浅い
- 途中で何度も目が覚める
- 朝起きてもスッキリしない
といった、「睡眠の質の低下」に直結します。
実際、LaLa鍼灸サロンに来られる方の中には、「マッサージに行っても良くならなかった」「頭痛薬が手放せなかった」「睡眠導入剤に頼っていた」という方も少なくありません。
■本当に改善したいなら、「噛みしめ」から
噛みしめはクセです。
クセは、“自覚”して“緩める”ことで変えていけます。
しかし、体が緊張で固まっていると、自分で緩めるのは難しいもの。
だからこそ、まずはプロの手で筋肉と神経の緊張をリセットし、整えることが必要です。
LaLa鍼灸サロンでは、「根本から変える」ための丁寧な施術を提供しています。
そして噛みしめによる不調は、単なる体の疲れにとどまりません。
顔のたるみ、むくみ、表情のこわばりにも影響します。
つまり、美容にとっても大切なケアポイントなのです。
美しく、元気に、軽やかに過ごしたい方こそ、“噛みしめ”というクセを見直してみませんか?
~ 私の想い ~

LaLa鍼灸サロンの髙中沙樹です。
皆様の健康に寄り添い、これからの生活をより明るくするためのサポートをしております。
”このままではいけない”そう感じて行動を起こした女性が集まるサロンです。首肩こり専門と謳っていますが、多くの場合、それはきっかけにすぎません。
・なぜ首肩がつらくなるのか?
・なぜたかが首肩こりにそこまで聞かれるのか?
・なぜたかが首肩こりを改善させる必要があるのか?
それは、首肩こりは体からの静かなSOSだからです。
自分を後回しにしてがんばり続けた日々、そのすべてが首や肩に現れているだけ。
だから私は、「本当の原因」と向き合うことを大切にしています。
つらさをごまかすのではなく、“自分を大切にする”という視点から体を見直すことが、生活を変える第一歩です。
もし、あなたも「そろそろ自分の体とちゃんと向き合いたい」
そう思ったなら、私はあなたの力になれます。
LaLa鍼灸サロンで、あなたの人生がもう一度、軽やかに動き出しますように。