全身の“巡り”を整えることで、肩こりが消えていく理由
「肩こりがひどくて何をしても良くならない」
「マッサージしてもすぐ元に戻る」
そんなお悩みはありませんか？
その肩こり、実は“肩だけの問題”ではないかもしれません。
東洋医学では、体の不調を“部分”ではなく“全体の巡り”でとらえます。
今回は、全身の巡り（気・血・津液）を整えることで肩こりが改善していく理由を、わかりやすくご紹介します。
■肩こり＝肩の筋肉の疲れだけではない
一般的に肩こりは「姿勢の悪さ」や「運動不足」「筋肉の緊張」などが原因と言われます。
確かにそれも一因ではありますが、実はそれだけではありません。
✔ 背中や腰が張っている
✔ 呼吸が浅い
✔ 手足が冷えている
✔ 食後に眠くなる、胃が重い
✔ むくみやすい
こういった症状がある場合、体全体の巡りが滞っているサインになります。
■東洋医学で見る「巡り」とは？
東洋医学では、体の中には「気（エネルギー）」「血（けつ）」「津液（しんえき）」の3つが巡っており、
この巡りが滞ることで不調が現れると考えます。
特に肩こりに関わるのは…
✔ 気の滞り（＝ストレス・緊張）
✔ 血の滞り（＝冷え・貧血）
✔ 津液(水)の滞り（＝むくみ・体の重だるさ）
巡りが悪くなると、筋肉に栄養が届かず、老廃物も排出しにくくなるため、
肩のこりや痛みが慢性化してしまいます。
■「肩だけほぐしてもダメ」な理由
マッサージやストレッチで肩を直接ほぐしても、
全身の巡りが悪いままだとすぐに元に戻ってしまいます。
東洋医学では、「肩がこっている＝肩だけが悪いのではない」と考えるからです。
〇内臓の疲れ
〇自律神経の乱れ
〇気の滞り
などを整えることで、結果的に肩の緊張も和らぐと捉えます。
■鍼灸で全身のバランスを整えると、肩も軽くなる
当サロンでは、
〇 お腹（胃腸）や背中（肝・腎）のツボ
〇 自律神経を整える手足の経絡
〇 呼吸を深くする胸のまわり
こういった「全身の巡り」を整えるツボを使うことで、
自然と肩が軽くなる方がとても多いのです。
■「肩こりを治す」＝「体の内側から変えていく」
肩こりを治したいなら、まず体の巡りを整えること。
巡りが整うことで、
・血流が良くなり
・筋肉のこわばりがほぐれ
・疲れも溜まりにくくなり
・呼吸が深まり、気持ちも落ち着く
という、好循環が生まれます。
ただの“肩こり”とあなどらず、体全体を見直してみませんか？
あなたの「つらい」を根っこから変えるお手伝いを、私は丁寧に行っています。
