女性は「巡り」を整えること|浦和の鍼灸師が解説

女性の不調は、「巡り」と「循環」が乱れたときに現れます。
東洋医学では 気血の巡り、西洋医学では 血液循環 と呼ばれますが、どちらも本質は同じです。
今回は、東洋医学と西洋医学から見た“巡り=循環改善”の考え方をまとめていきます。
■ 東洋医学:女性の不調は「瘀血・気滞」が中心
● 瘀血(おけつ)=血の巡りが悪い状態
女性は月経・妊娠・出産を通して血を失いやすく、滞りやすい体質です。
瘀血が起こると
- 冷え
- むくみ
- 肩こり
- 生理痛
- だるさ
が出やすくなります。
● 気滞(気が巡らない状態)
我慢、責任感、緊張、ストレス——。
女性が抱えやすい心の負荷はそのまま“気の巡り”に影響します。
気滞が続くと
- 喉の詰まり感
- イライラ
- 胸苦しさ
- 首肩の張り
が現れます。
東洋医学では「血は気によって巡る」と言われ、気と血の関係は切り離せません。
■ 西洋医学:巡りは“血流循環”で決まる
● 血流が悪いと不調は慢性化する
血液は酸素・栄養を運び、老廃物を回収します。
これが滞ると、筋肉も内臓も正常に働けません。
特に女性は
- 冷え性
- むくみ
- 貧血
- 自律神経の乱れ
などで血流が低下しやすい傾向があります。
● 血管を柔らかくする習慣が必要
血管の柔軟性が低下すると、血流は一気に悪くなります。
柔らかさを保つために重要なのは…
- ミネラル
- ビタミンC・E
- オメガ3
- 良質なタンパク質
- 十分な水分(1.5L〜)
- 適度な運動
さらに ナイアシン(ビタミンB3) は血管拡張作用があり、女性の循環改善に非常に優れています。
私は血管を柔らかくするということを意識しだしてから、生理痛が本当になくなりました。
めまいや立ちくらみで、いつもフラフラしていまいたが、それもほとんどありません。
■ 巡り=「体を整える × 血を巡らせる」
● 気を巡らす=体を整える
- 姿勢を整える
- 呼吸を深くする
- 内臓の動きを良くする
- 不調を溜め込まず改善する
- 再発を防ぐためにメンテナンスする
これらはすべて“気の巡り”を良くするために必要です。
● 血を巡らせる=循環改善
- 血流を良くする
- 血管を柔らかくする
- 血液をさらさらにする
私はよく患者様に伝えているのは「天然塩のミネラルの摂取+1.5Lの水分」をすすめています。
お通じの回数はどうか?尿の色は濁っていないか?生理の血が固まりで出ていないか?
排泄、月経状況は体内の状況を知るいい機会なんです。
目で見て状況が分かるのですから、体内のバロメーターにして改善してあげましょう。
■ 姿勢改善と巡りは深くつながっている
女性の不調を改善するには
“気を巡らせる=体を整える”
“血を巡らせる=循環改善”
の両方が必要。
この2つが整うと、
- 首肩のつらさを予防する
- 冷え・むくみの改善
- ホルモンバランスの安定
- メンタルの安定
- 体の持久力UP
に繋がってきます。
不調を根本からみて改善してきたいのであれば、内面を見ることも欠かせません。
■さいごに
水分を摂るの大変かもしれませんが、意識しないことには始まりません。
「トイレの回数が増えるのは困る」のと、「寝込む日が続くのが困る」だったら、どちらが困りますか?
目先の不都合だけで生活を不自由にさせていることもあります。
体を大切にすることは、自分を優先することにもつながります。
ぜひ、ご自分を大切にしてあげてください。
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~ 私の想い ~

LaLa鍼灸サロンの髙中沙樹です。
皆様の健康に寄り添い、これからの生活をより明るくするためのサポートをしております。
”このままではいけない”そう感じて行動を起こした女性が集まるサロンです。首肩こり専門と謳っていますが、多くの場合、それはきっかけにすぎません。
・なぜ首肩がつらくなるのか?
・なぜたかが首肩こりにそこまで聞かれるのか?
・なぜたかが首肩こりを改善させる必要があるのか?
それは、首肩こりは体からの静かなSOSだからです。
自分を後回しにしてがんばり続けた日々、そのすべてが首や肩に現れているだけ。
だから私は、「本当の原因」と向き合うことを大切にしています。
つらさをごまかすのではなく、“自分を大切にする”という視点から体を見直すことが、生活を変える第一歩です。
もし、あなたも「そろそろ自分の体とちゃんと向き合いたい」
そう思ったなら、私はあなたの力になれます。
LaLa鍼灸サロンで、あなたの人生がもう一度、軽やかに動き出しますように。



