女性ホルモンと首肩こりの関係|浦和の鍼灸師が解説

女性の体は、一生を通してホルモン変動の波があります。
実はこの 女性ホルモンの変化こそ、首肩こりの大きな原因のひとつになります。
筋肉だけの問題ではなく、体の“内側の働き”と深くつながってくるのが女性の特徴なんです。

女性の体の仕組みって本当にすごいな~って感じる面と、面倒だな~、一生振り回されるもんな~という思いになり複雑な気持ちです(^^;)

■ 女性ホルモンは筋肉・血流・自律神経に影響する

女性ホルモンには主に、

  • エストロゲン(卵胞ホルモン)
  • プロゲステロン(黄体ホルモン)
    があります。

● エストロゲン
血管を広げ、筋肉を柔らかく保ち、自律神経を安定させる作用があります。
→ 比較的、体が軽く感じやすい時期。

● プロゲステロン
妊娠する準備のため、水分をため込み、子宮内をふかふかにするなどの作用があります
→ そのため、冷えやむくみが出やすく、自律神経も乱れやすいので、首肩が張る、頭痛が起きる、めまいが出る…といった不調が増えやすい時期。

■ ホルモン変動は「血流」にも直結する

血流は女性ホルモンの影響を強く受けます。

  • エストロゲン → 血管を広げる → 血流が良くなる
  • プロゲステロン → 血流が滞りやすい

血流が悪くなると、筋肉に酸素が不足し、疲労物質が溜まりやすく、
首肩こりが抜けづらくなります。

特に更年期ではエストロゲンの急激な低下により

  • 冷え
  • むくみ
  • 頭痛
  • 肩こり

などが慢性化しやすくなります。

■ さいごに…姿勢評価の視点で見ると

女性ホルモンの影響は姿勢にも現れます。
一言で言うと、”内側の硬さ”です。

表面の筋肉より深層の筋肉の硬さ(姿勢保持筋など)、体の内面の硬さ(血管の硬さ、巡りの悪さ、臓器の疲弊など)。
あなたの施術で首肩を触らなくてもつらさが軽くなるのは、この“原因の本質が他の場所にある”ためです。

“内側からの変化”と“外側の体の使い方”の両方が整ってこそ、軽さが戻ってきます。
体に関して、今いろいろと悩みが多いなと感じていたら、つらい所ばかり目を向けずに問題の本質を探してみて下さね。

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~ 私の想い ~

たかなか さき

LaLa鍼灸サロンの髙中沙樹です。

皆様の健康に寄り添い、これからの生活をより明るくするためのサポートをしております。

”このままではいけない”そう感じて行動を起こした女性が集まるサロンです。首肩こり専門と謳っていますが、多くの場合、それはきっかけにすぎません。

・なぜ首肩がつらくなるのか?

・なぜたかが首肩こりにそこまで聞かれるのか?

・なぜたかが首肩こりを改善させる必要があるのか?

それは、首肩こりは体からの静かなSOSだからです。

自分を後回しにしてがんばり続けた日々、そのすべてが首や肩に現れているだけ。
だから私は、「本当の原因」と向き合うことを大切にしています。

つらさをごまかすのではなく、“自分を大切にする”という視点から体を見直すことが、生活を変える第一歩です。

もし、あなたも「そろそろ自分の体とちゃんと向き合いたい」
そう思ったなら、私はあなたの力になれます。

LaLa鍼灸サロンで、あなたの人生がもう一度、軽やかに動き出しますように。

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