指の使いすぎが首こりを招く
~スマホや手芸などの手指緊張が前腕~肩~首へ波及する仕組み~
「スマホを長時間見ていると肩まで重だるくなる」
「手芸やパソコン作業をした後、首がガチガチになる」
実はこれ、偶然ではありません。
手や指の使いすぎが首こりの原因 になることがあります。
■指先と首肩の“つながり”
1. 前腕から肩へ続く筋肉の連鎖
指を動かす筋肉は手首や前腕にあります。
特に屈筋群・伸筋群は肘を通り、上腕・肩の筋肉と密接につながっています。
指先を酷使すると、前腕が硬くなり、その緊張が肩や首まで波及するということです。
2. 神経のつながり
手や腕を支配する神経は、首(頸椎)から枝分かれしています。
指先の過緊張は神経を通して首の神経系を刺激し、こりやしびれを誘発することもあります。
3. 姿勢の崩れ
スマホや手芸に集中していると、頭が前に出て猫背になります。
小さな指先の動きが、最終的に首や肩への大きな負担を生むのです。

■指の使いすぎで出る症状
- 前腕の張りやだるさ
- 肘の痛み(テニス肘・ゴルフ肘のような症状)
- 肩の重だるさ
- 首のこりや頭痛
- 指先のしびれや冷え
単なる「手の疲れ」と思っていたものが、首肩こりや神経症状にまでつながってしまうことがあります。
そして痺れには筋肉性の問題だけでなく、頸椎の問題の可能性もあるため、痺れを感じていたら様子を見ずにすぐに対処することをおすすめします。
■スマホ・手芸・パソコン…現代人の“指こり”
現代人は一日数千回、無意識に指を動かしているとも言われます。
- スマホ操作
- キーボード作業
- 編み物や裁縫などの趣味
- 料理、洗濯、掃除などの家事
これらは指先を酷使し、前腕~肩~首の筋肉を緊張させます。
「手が疲れただけ」と軽く見てしまうと、慢性的な首こりから深刻な問題にまで発展する可能性があります。
■指を整えると首肩が軽くなる未来
・スマホや手芸をしても肩こりが出にくくなり、作業に集中できる
・首や肩の重だるさが減り、頭痛も軽減し、日常生活を楽に過ごせるようになる。
・指先の血流が良くなり、冷えやしびれが和ぐ
・趣味や仕事をもっと快適に楽しめる
仕事や家事をこなす、そして好きな事を楽しむには体の環境が整っていることが条件です。
■まとめ|首こりの原因は「指」を診る
首肩こりの原因は、必ずしも首や肩そのものにあるとは限りません。
頸椎に問題があたとしても、一番負担が掛かる状況を改善してあげないと、本当の意味での根本改善にはなりません。
そして、指先の使いすぎが、前腕から肩、そして首へと緊張を連鎖させている ことは要因の一つです。
- 指先の疲労 → 前腕の緊張
- 前腕の緊張 → 肩・首の負担
- 首肩の負担 → 慢性的なこりや頭痛
「手を使いすぎた日=肩こりがひどい日」という方は、まず指先のケアから始めてみませんか?
~ 私の想い ~

LaLa鍼灸サロンの髙中沙樹です。
皆様の健康に寄り添い、これからの生活をより明るくするためのサポートをしております。
”このままではいけない”そう感じて行動を起こした女性が集まるサロンです。首肩こり専門と謳っていますが、多くの場合、それはきっかけにすぎません。
・なぜ首肩がつらくなるのか?
・なぜたかが首肩こりにそこまで聞かれるのか?
・なぜたかが首肩こりを改善させる必要があるのか?
それは、首肩こりは体からの静かなSOSだからです。
自分を後回しにしてがんばり続けた日々、そのすべてが首や肩に現れているだけ。
だから私は、「本当の原因」と向き合うことを大切にしています。
つらさをごまかすのではなく、“自分を大切にする”という視点から体を見直すことが、生活を変える第一歩です。
もし、あなたも「そろそろ自分の体とちゃんと向き合いたい」
そう思ったなら、私はあなたの力になれます。
LaLa鍼灸サロンで、あなたの人生がもう一度、軽やかに動き出しますように。