捻挫と首こり・肩こりの関係|浦和の鍼灸師が解説
今月はキャンペーンをやっていることもありご新規様が普段より多く来て頂ています。
本当にありがとうございます。
そんな中で、過去に捻挫を繰り返したり、大きな捻挫をしたことがある人が結構いるので今回はそのことについてまとめていきます。
「あ、私のことだ」と思う方は確実に何人かいると思いますので、どうして首肩こりなのに足を触られたんだろう?と思い返してみたい人は最後まで見てみてください(^^)
■ 昔の捻挫が「体のゆがみのスタート」になる
① 捻挫をすると、足の内側が緊張しやすい
捻挫をした足は、捻った衝撃で足回りの筋肉が緊張します。
むち打ちのような感じをイメージして頂くと分かりやすいと思います。その後、痛みが続くと知らないうちに守ろうとするため、足首の内側の筋肉(後脛骨筋:こうけいこつきん)がずっと硬くなったままになります。
すると…
- 足が内側に倒れやすくなる→捻挫を繰り返す
- 地面をしっかり蹴れない→歩き方のクセ
- 立つ・歩く時の姿勢が少しずつズレていく→反り腰
こうして“ズレの第一歩”が始まります。
ちなみに、この後脛骨筋は東洋医学のツボで言う「三陰交:さんいんこう」というツボがあります。
このツボは婦人科系の問題に対する治療穴になります。
婦人科系の悩みを抱えている人いますね?(^^;)
生理痛が重い人もそうですからね。

② スネの内側が緊張 → 太ももの内側も緊張
さらに、体は繋がっていますから、その影響は上へと波及していきます。
次に影響を受けるのは、内側のラインをたどって”内もも”になります。
ここに影響が来ている人は、年単位で捻挫をしてきちんと治療をせず放置、または繰り返している人になってきます。
太ももの内側は、筋膜でいう体の“中心ライン”と直結しています。
そのため、
・お腹の動きが悪くなる
・姿勢を支えにくくなる
・体のバランスがどんどん崩れる
・首に痛みが出る
・食いしばりのクセがある
・女性ホルモンの乱れ
・神経性の頭痛
こうしたことが起こってきます。

③内ももが緊張 →胸筋が緊張→ 巻き肩・猫背の完成
内ももが、筋膜でいう”体の中心のライン”と”体をクロスしているライン”とリンクしているため、肩こりにも影響してくるという流れになります。
胸の筋肉が前に引っ張り、肩が内側に入る(巻き肩)背中が丸くなる(猫背)
こうした姿勢になりやすくなります。
ここまで来ると、
- 肩がこりやすい
- 首が前に出る
- 呼吸が浅い
- 筋肉の緊張性の頭痛
といった不調につながってしまいます。

■ 「昔のケガなんて関係ない」と思っていませんか?
あなたのお体の過去のケガまで遡っていろいろ質問するのにはちゃんと訳があるんです。
捻挫だけではないですが、ケガは痛みがなくなったら治ったと思いがちです。
本人は忘れていても、体はずっと覚えていて、バランスを崩したまま何年も働き続けてつらさを感じさせないように守ってくれていますが、歳を重ねたころに限界がきます。
■さいごに
お一人お一人に伝えたいことがたくさんあります。
限られた時間の中で分かりやすくお伝えしようと努めていますが、なんせ情報量が多いので一度で理解するのはむずかしいですよね。
たぶん途中で聞き流されてると思ってます(笑)
たった1回きりのご縁になることもあります。
だとしたら、やっぱり伝えておきたい。
セルフケアもちゃんと伝えておきたい。
ふと思い出した時に、また役に立てたら嬉しいからです(^^)
体はつながっています。
だからこそ、あなたのどこに行っても良くならなかった首肩こりでも必ず変わります。
諦めずにケアしていきましょうね!
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~ 私の想い ~

LaLa鍼灸サロンの髙中沙樹です。
皆様の健康に寄り添い、これからの生活をより明るくするためのサポートをしております。
”このままではいけない”そう感じて行動を起こした女性が集まるサロンです。首肩こり専門と謳っていますが、多くの場合、それはきっかけにすぎません。
・なぜ首肩がつらくなるのか?
・なぜたかが首肩こりにそこまで聞かれるのか?
・なぜたかが首肩こりを改善させる必要があるのか?
それは、首肩こりは体からの静かなSOSだからです。
自分を後回しにしてがんばり続けた日々、そのすべてが首や肩に現れているだけ。
だから私は、「本当の原因」と向き合うことを大切にしています。
つらさをごまかすのではなく、“自分を大切にする”という視点から体を見直すことが、生活を変える第一歩です。
もし、あなたも「そろそろ自分の体とちゃんと向き合いたい」
そう思ったなら、私はあなたの力になれます。
LaLa鍼灸サロンで、あなたの人生がもう一度、軽やかに動き出しますように。


