朝の首こりがつらい人|“お尻のこり”をケア

「朝起きた瞬間から、もう首が痛い」
「寝ている間にこりが悪化している気がする…」
そんなお悩みをよく耳にします。

首こり=首の使いすぎ、だと思っていませんか?
実は、朝に首がつらい人ほど、“お尻”の硬さに原因があることが多いのです。

しかもそれは、日中の動きだけでなく「寝ている間の姿勢」が関係している可能性も。

今回は、筋膜のつながり“スパイラルライン”の視点から、夜間のねじれと朝の首こりの関係をひもときます。


■首とお尻がつながってる|スパイラルラインの仕組み

アナトミートレインにおけるスパイラルラインは、体を斜めに走る筋膜のラインです。
右の首→左の肩甲骨→背骨→グルっと肋骨を周り右の骨盤→右外もも→足→そしてそのまま背面を一直線に上り右の首へと戻る、体をねじる動作を支える重要なラインです。

このスパイラルラインが硬くなると、

  • 身体がねじれたまま固定されやすい
  • 肩甲骨がよく辛くなる
  • 呼吸が浅くなり、寝ていても緊張が取れない
    といった悪循環に陥ります。

特に、お尻の外側の筋肉が硬い人は、夜間の寝返りが減り、朝の首のこり・後頭部痛・肩甲骨周囲の痛みにつながることが多いのです。


■体の「ねじれ」が、朝の不調を生む

たとえば…

  • 横向き寝が多い
  • 脚を組むクセがある
  • 骨盤の高さが左右違う
  • 片足に重心をかけることが多い

このような方は、無意識に体のねじれが固定される寝方になっていることがあり、筋膜が朝まで引っ張られた状態に。

結果として、目が覚めた時にはもう首がつらい、、、。
「寝たのに疲れている」
「朝から痛い」という状態になるのです。


■お尻をゆるめるセルフケア

夜のねじれをリセットするには、お尻と外ももも同時にケアが効果的です。

おすすめセルフケア:

① ストレッチポール、もしくは筋膜ローラー
仰向けで寝て、ボールをお尻の外側に当ててゆっくり体重をかけます。

膝上までゆっくりコロコロしていきます。
呼吸を止めず、30秒〜1分ずつ左右行いましょう。

これを朝と夜に行うだけでも、朝の首の軽さが変わったという声を多くいただいています。


■朝の首こり=“首だけ”の問題じゃない

「枕が合っていないのかな?」
「昨日パソコン作業しすぎたかな?」
そう思っているあなたへ。

もしかすると、首に負担をかけている原因はもっと下、お尻や脚の“ねじれ”と硬さかもしれません。

当サロンでは、こうした“意外な原因”まで含めて体をチェックし、
筋膜のつながりを活かして根本的な改善を目指しています。

朝からつらい、寝ても疲れが取れないという方は、
一度「お尻から首をゆるめる」アプローチを体験してみてください。



私の想い ~

たかなか さき

LaLa鍼灸サロンの髙中沙樹です。

皆様の健康に寄り添い、これからの生活をより明るくするためのサポートをしております。

”このままではいけない”そう感じて行動を起こした女性が集まるサロンです。首肩こり専門と謳っていますが、多くの場合、それはきっかけにすぎません。

・なぜ首肩がつらくなるのか?

・なぜたかが首肩こりにそこまで聞かれるのか?

・なぜたかが首肩こりを改善させる必要があるのか?

それは、首肩こりは体からの静かなSOSだからです。

自分を後回しにしてがんばり続けた日々、そのすべてが首や肩に現れているだけ。
だから私は、「本当の原因」と向き合うことを大切にしています。

つらさをごまかすのではなく、“自分を大切にする”という視点から体を見直すことが、生活を変える第一歩です。

もし、あなたも「そろそろ自分の体とちゃんと向き合いたい」
そう思ったなら、私はあなたの力になれます。

LaLa鍼灸サロンで、あなたの人生がもう一度、軽やかに動き出しますように。

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