習慣を身に付けるコツは“ついで”から始める

~セルフケアが続かない人へ~

「セルフケアをやらなきゃ」と思っても、つい後回しにしてしまう。
そんな声をよく耳にします。

首肩こりや腰痛、慢性的な疲労を改善するには、施術で体を整えるだけでなく、日常生活の中で体を守る習慣が欠かせません。
でも、頭では分かっていても続けるのが難しいものですよね。

そこで今回は、私が患者さんにお伝えしている 「習慣を味方につけるコツ」 をご紹介します。


■習慣は“ついで”から始める

まず大切なのは「何かをする時間を作ろう」と頑張りすぎないこと。
新しく時間をつくるのは、実はとてもハードルが高いのです。

そこでおすすめなのが “ながらケア” です。

たとえば歯磨き中。

  • 立ち方を意識して骨盤をまっすぐに
  • かかとを上げてふくらはぎを刺激
  • 逆に壁を使ってふくらはぎのストレッチ
  • 前ももや股関節を伸ばすストレッチ

歯磨きをしている数分の間だけでも、体を整えるケアはたくさんできます。

また、夜寝る前の数分や、テレビを見ながら座っている時間もセルフケアのチャンス。
「すき間時間に体をほぐす」ことで、自然に習慣が育ちます。


■自分を知っているからこその提案

実は私自身も、何もしなくていいなら一日中ソファで映画を観ていたいタイプ。
外に出ず、本を読んで終わる日があってもおかしくない「かなりの怠け者」です(笑)

だからこそ 「努力しない仕組みづくり」 が大切だと痛感しています。
自分が無理なく続けられる工夫を取り入れることで、やがて「やらないと気持ち悪い」状態に変わっていきます。


■習慣化のステップ

  1. 生活の中に取り入れる
    歯磨き、テレビ、寝る前など、すでにある習慣に重ねる。
    → これが最初の一歩です。
  2. できた日を数える
    カレンダーにチェックをつけるだけで、達成感が次のやる気になります。
  3. 少しずつ回数を増やす
    朝起きた時の1~3分から始め、慣れてきたらお昼時間、仕事中、ご飯を食べ終えた一息中、トイレへ行くのに立ち上がったついでに、お風呂の中で、夜寝る前まど徐々に回数を増やしていきます。

「〇〇をする時間を作ろう」と最初から頑張りすぎると続きません。
まずは生活の一部に溶け込ませること。これが習慣化の鍵です。


■まとめ|習慣を味方にして体を守る

「セルフケアをやらなきゃ」と思っていても、完璧を目指すほど続きません。

  • 何かのついでに体を動かす
  • 小さなことから始める
  • できたら自分を褒める

この積み重ねが、首肩こりを繰り返さない体をづくりになっていきます。

LaLa鍼灸サロンでは、あなたの生活に合わせた“ながらケア”を一緒に考え、無理なく続けられる方法をお伝えしています。
「続かない」と悩んでいる方こそ、試しに取り入れてみてください。



私の想い ~

たかなか さき

LaLa鍼灸サロンの髙中沙樹です。

皆様の健康に寄り添い、これからの生活をより明るくするためのサポートをしております。

”このままではいけない”そう感じて行動を起こした女性が集まるサロンです。首肩こり専門と謳っていますが、多くの場合、それはきっかけにすぎません。

・なぜ首肩がつらくなるのか?

・なぜたかが首肩こりにそこまで聞かれるのか?

・なぜたかが首肩こりを改善させる必要があるのか?

それは、首肩こりは体からの静かなSOSだからです。

自分を後回しにしてがんばり続けた日々、そのすべてが首や肩に現れているだけ。
だから私は、「本当の原因」と向き合うことを大切にしています。

つらさをごまかすのではなく、“自分を大切にする”という視点から体を見直すことが、生活を変える第一歩です。

もし、あなたも「そろそろ自分の体とちゃんと向き合いたい」
そう思ったなら、私はあなたの力になれます。

LaLa鍼灸サロンで、あなたの人生がもう一度、軽やかに動き出しますように。

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