自転車によく乗る人は首こり・肩こりになりやすい|浦和の鍼灸師が解説
当サロンには、
「通勤は毎日自転車です」
「移動は全部自転車です」
という方がたくさんいらっしゃいます。
そして長年、自転車中心の生活を続けている方の多くが、 “反り腰” になっています。
(もちろん全員ではありませんが、非常に高い確率で見られます)
ここから、首こり・肩こりに繋がってしまっているケースが非常に多いので、今日はその理由をわかりやすく解説します。
■ 自転車に乗る理由が「体の不調」の人は要注意
自転車生活になる理由は、大きく2つあります。
① 仕事の都合(通勤・移動手段として必要)
→ この場合は体のケアで対策が可能。
② 歩くと痛いから自転車にせざるを得ない
・膝が痛い
・股関節が痛い
・腰が痛くて歩けない
この場合、本当の悩みは首こりでも肩こりでもありません。
体の土台や基礎である部分に問題があり、足、膝、股関節、腰、この4つのどこかが悪いと、歩くより自転車のほうが楽になります。
痛いと外に出る機会も減るし、行きたいところにも行けないし、買い物にも行けないという、生活をしていく上では欠かせない手段ということはすごく理解しています。
しかし、改善したいと思っているのであれは無視できない問題なのです。
心当たりある人には最後まで見て欲しいと思います。
■ なぜ自転車生活が首こり・肩こりにつながるのか?
① 自転車は「前もも」(大腿四頭筋)が張りやすい
ペダルをこぐ動きは前ももを強く使います。
この筋肉が硬くなると……
② 体の前側のつながり(フロントライン)が引っ張られる
アナトミートレインという“体のつながり”の考え方では、前ももが硬い → 体の前側の筋膜が引っ張られやすい
という特徴があります。

その結果……
③ 骨盤が前に倒れて「反り腰」になる
これは単純に、前ももが緊張すると骨盤は下に引っ張られるよね。というイメージをして欲しいと思います。
反り腰になるとお腹の力が抜け、腰に負担がかかります。
④ すでに膝・股関節に痛みがある場合、左右同じ側のファンクショナルラインにも負担
体は“左右にねじれながら”動くため、片側ばかり使うクセがあると胸・お腹・腕にまで影響が広がります。
首こり・肩こりに加えて、腕が上げずらいという悩みがある方はこのラインに不調があるパターンが多いです。

すると……
⑤ 反り腰 → 背中が丸くなる(猫背) → 頭が前に出る
この流れは、首こり・肩こりの「鉄板の姿勢パターン」です。
✔頭が前に出ている
✔首の付け根がパンパン
✔肩が常に重い
自転車生活が長い方、上記の項目に心当たりありませんか?
■ 本当に見るべき“根本原因”はどこ?
首こり・肩こりは「結果」でしかありません。
・歩けない → 自転車生活
・自転車生活 → 前ももが張る
・前ももが張る → 反り腰
・反り腰 → 猫背
・猫背 → 頭が前に出る
・頭が前に出る → 首こり・肩こり
つまり、出ている症状は一番最後に起きているだけ。
LaLa鍼灸サロンでは、まず最初にこういった“体の土台”を整えます。
- 骨盤まわりの動き
- 股関節の硬さ
- 膝の可動域
- 前ももの張り
- ふくらはぎの柔軟性
- 胸の硬さ
- 呼吸のクセ
これらを評価して、根本原因を1つずつひも解いていきます。
■ 「歩けないから自転車」ではなく、「歩ける体」を取り戻すことが大切
自転車が悪いのではありません。
でも、
- 膝が痛いから
- 股関節が痛いから
- 腰が痛いから
という理由で「自転車に頼る生活」を続けていると、本来治すべき部分がどんどん弱くなり、さらに首こり・肩こりまで悪化していきます。
だからこそ、“歩ける体づくり”=体の土台づくり を一番最初に行う必要があると思いませんか?
■ 最後に…つらさを繰り返さないために
首や肩だけ揉んでも、よくならなかった経験はありませんか?
それは、原因が“もっと下の階層”にあるからです。
LaLa鍼灸サロンでは
✔姿勢
✔動作
✔筋膜のつながり
✔生活習慣(自転車、歩き方など)
これらをもとに、あなたの体の状態を見極めます。
「どこに行っても良くならなかった…」
そんな方ほど、根本原因が見落とされています。
長年の自転車生活で姿勢が崩れ、体がつらいのはあなたのせいではありません。
ただ、今のままで改善することもありません。
体は何歳からでも変わります。
だから安心してください。
正しい場所に正しいアプローチをすれば、必ず変化が出ます。
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~ 私の想い ~

LaLa鍼灸サロンの髙中沙樹です。
皆様の健康に寄り添い、これからの生活をより明るくするためのサポートをしております。
”このままではいけない”そう感じて行動を起こした女性が集まるサロンです。首肩こり専門と謳っていますが、多くの場合、それはきっかけにすぎません。
・なぜ首肩がつらくなるのか?
・なぜたかが首肩こりにそこまで聞かれるのか?
・なぜたかが首肩こりを改善させる必要があるのか?
それは、首肩こりは体からの静かなSOSだからです。
自分を後回しにしてがんばり続けた日々、そのすべてが首や肩に現れているだけ。
だから私は、「本当の原因」と向き合うことを大切にしています。
つらさをごまかすのではなく、“自分を大切にする”という視点から体を見直すことが、生活を変える第一歩です。
もし、あなたも「そろそろ自分の体とちゃんと向き合いたい」
そう思ったなら、私はあなたの力になれます。
LaLa鍼灸サロンで、あなたの人生がもう一度、軽やかに動き出しますように。



