“二の腕のたるみ”が気になる人ほど肩こりが深刻化している?
〜二の腕(上腕三頭筋)の緊張と肩甲骨固定の関係〜
「二の腕がたるんできた…」
「ノースリーブを着ると、後ろ姿が気になる」
そんなお悩み、年齢とともに増えてきますよね。
でも実はこの“二の腕のたるみ”は、見た目だけでなく、肩こりの悪化とも深く関係しているのです。
■二の腕の筋肉=上腕三頭筋とは?
二の腕の後ろ側にある大きな筋肉が上腕三頭筋(じょうわんさんとうきん)です。
この筋肉は、肘を伸ばす動作や、物を押す動作で活躍します。
同時に、肩甲骨と上腕骨をつなぐ役割も持ち、肩関節の安定に欠かせない筋肉でもあります。
■たるみと肩こりの意外なつながり
上腕三頭筋が硬くなると、肩甲骨の動きが制限されやすくなります。
特にデスクワークや家事などで腕を前に出しっぱなしにすると、肩甲骨が外側に引っ張られ、固定された状態が続きます。
その結果…
- 肩甲骨まわりの血流が滞る
- 首や肩の筋肉(僧帽筋・肩甲挙筋)が過緊張
- 慢性的な肩こりや首こりに発展
一方で、運動不足や加齢で上腕三頭筋が衰えると、二の腕に“たるみ”が現れやすくなります。
つまり、二の腕がたるんできた=上腕三頭筋の働きが低下しているサインであり、肩甲骨の動きも悪くなっている可能性が高いのです。
■自宅でできる「二の腕&肩こり」同時ケア
① 上腕三頭筋ストレッチ
- バンザイをし、片腕を頭の後ろに回して肘を曲げる
- もう片方の手で肘をつかみ軽く引き寄せるように押し、二の腕を横側に伸ばします。
- 背筋が丸まらないように、仙骨(腰)をしっかり起こしましょう。
- 20秒キープ、左右両方行い、1日3回は行うようにしましょう。
ケアする余裕がある方はこちらも行ってみてください⇓
② フォームローラーでほぐす
- 床に横向きに寝て、二の腕の後ろをフォームローラーに乗せます。
- 前後に転がしながら、硬い部分をゆっくりほぐします。
- 肘の近く〜脇の近くまでまんべんなく。
- ストレッチと同じく左右で1分ずつで行ってください。痛みを感じるところは無理にグリグリせず、その場で20秒間静止して、ゆっくりほぐしていきましょう。
この2つを組み合わせると、二の腕の引き締め効果と肩甲骨の可動域改善が同時に狙えます。
■まとめ
- 二の腕のたるみは見た目の問題だけでなく、肩こり悪化のサインになる
- 上腕三頭筋の硬さは肩甲骨を固定し、首や肩の緊張を強める
- ストレッチとセルフリリースで、見た目も動きも改善できる
肩こりが長引く方や、二の腕のたるみが気になってきた方は、ぜひ二の腕のケアを日課に取り入れてみてください。
見た目の若々しさと、肩の軽さの両方が手に入ります。
~ 私の想い ~

LaLa鍼灸サロンの髙中沙樹です。
皆様の健康に寄り添い、これからの生活をより明るくするためのサポートをしております。
”このままではいけない”そう感じて行動を起こした女性が集まるサロンです。首肩こり専門と謳っていますが、多くの場合、それはきっかけにすぎません。
・なぜ首肩がつらくなるのか?
・なぜたかが首肩こりにそこまで聞かれるのか?
・なぜたかが首肩こりを改善させる必要があるのか?
それは、首肩こりは体からの静かなSOSだからです。
自分を後回しにしてがんばり続けた日々、そのすべてが首や肩に現れているだけ。
だから私は、「本当の原因」と向き合うことを大切にしています。
つらさをごまかすのではなく、“自分を大切にする”という視点から体を見直すことが、生活を変える第一歩です。
もし、あなたも「そろそろ自分の体とちゃんと向き合いたい」
そう思ったなら、私はあなたの力になれます。
LaLa鍼灸サロンで、あなたの人生がもう一度、軽やかに動き出しますように。