「病院では異常なし」でもつらい｜“原因不明の首こり”

「首がずっと重だるい…」

「動かすたびに痛みを感じる」

「寝ても回復しない疲れが首に残る」

そんな首の不調を感じて病院に行っても、

「異常はありませんね」

「加齢ですね」

「ストレートネックですね」

とあっさり言われてしまうこと、ありませんか？

でも、その不調が日常生活に支障をきたすほどつらいなら——

その首こりには、“病名はつかない原因”が隠れている可能性があります。

今回は、病院では「異常なし」とされる首こりについて解説します。

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■「レントゲンで異常なし」は、本当に健康？

整形外科や病院で行われる画像診断（レントゲン・MRIなど）は、 主に骨や関節、神経の大きな異常を探すものです。

つまり、

• 骨折や脱臼があるか
• ヘルニアや変形があるか
• 神経の圧迫があるか

こうした“目に見える異常”がないかをチェックしています。

ところが、慢性的な首こりやだるさの原因は、 筋肉や筋膜の緊張、血流不全、自律神経の乱れ、呼吸の浅さなど、 画像に映らない「機能的な不調」によるものが多いのです。

それによって、「異常はないです」と言われたのにご本人はずっとつらい……という状態が起こってしまうのです。

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■ストレートネックは“原因”ではなく“結果”

最近よく耳にする「ストレートネック」。

スマホやPCの姿勢によって頸椎の自然なカーブが失われ、 まっすぐになってしまった状態です。

ただし、ここで大切なのは、 ストレートネック自体は“原因”ではなく“結果”であるということ。

根本には、

• 長時間の前傾姿勢
• 呼吸の浅さによる首肩の緊張
• 骨盤や足元の歪み
• 内臓の下垂や疲労

といった複数の要因が関係しています。

つまり、「首だけ治療」しても良くならないのは当然。

全体のバランスを見ることが、根本改善には不可欠です。

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■自律神経と首こりの深い関係

原因不明の首こりに悩まされる方の多くは、 自律神経の乱れを同時に抱えています。

自律神経は、呼吸・血流・内臓・睡眠・ホルモンなど、 体のあらゆる働きをコントロールしている神経系です。

慢性的なストレス、長時間の緊張、不安や焦りといった “精神的な緊張”が続くと、自律神経が乱れ、首や肩の筋肉が無意識にこわばるようになります。

このこわばりが続けば、血流が悪くなり、老廃物がたまり、どんどん「こり」が強くなってしまいます。

つまり、精神的な不調が身体に“首こり”として現れていることもあるのです。

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■呼吸の浅さが、首に負担をかけている

本来、深い呼吸は横隔膜や腹部で行われるべきもの。

ところが、ストレスや不安、運動不足の状態が続くと、 呼吸が浅く、胸や肩ばかりが動く「胸式呼吸」になります。

その結果、

• 胸鎖乳突筋
• 斜角筋
• 僧帽筋

など、首肩まわりの筋肉が“補助的に”呼吸を助けるようになります。

1日に2万回の呼吸。 それを毎回首でしていたら、首がこるのは当然です。

呼吸の状態を見ることは、首こり改善においてとても重要なポイントになります。

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■“不調の連鎖”を断ち切るには、評価が鍵

原因不明の不調が続くと、

「私の体っておかしいのかな…」

「ほんとに気のせいなのかな…」

と、不安に思う方も少なくありません。

でも、体はちゃんと“辛いというサイン”を出しています。

ただそれを拾ってもらえていないだけです。

LaLa鍼灸サロンでは、首だけを見るのではなく、全身のバランス・呼吸・内臓の状態・足元の安定性まで、「全体を評価」することを大切にしています。

そして、その評価をもとに、

• 首に負担がかかっている原因はどこにあるのか
• どうすれば楽に呼吸ができるようになるのか
• 生活習慣の中で変えるべきことは何か

を丁寧にお伝えしながら、 根本からの改善を一緒に目指していきます。

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■まとめ｜“異常なし”でも、不調はある

「病院では異常なし」 「年齢のせいだから」 「ストレートネックだから仕方ない」

そんなふうに、自分の不調を諦めてしまっていませんか？

でも、あなたの体はちゃんと理由があってSOSを出しています。

その声に、耳を傾けてあげれてますか？

もしあなたが、

• 首のだるさが何年も続いている
• 病院では異常がないと言われた
• 首肩がつらくて、表情が暗くなってしまう

そんなお悩みを抱えているのなら、 まずは一度、自分の体を「全体から見直す機会」を持ってみてください。

あなたの首こりの根本原因、 一緒に探しにいきましょう。

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～ 私の想い ～