“よくなる人”は、何が違うのか？

リニューアルオープンから半年、自宅サロンにてひっそりと再始動した当サロンも、ありがたいことに少しずつ認知されてきました。公式LINEの登録者数も増え、それに伴い新しい患者様と出会う機会も多くなっています。

私は高校卒業後すぐに鍼灸の専門学校へ進み、国家資格を取得。

3人の子供の妊娠・出産に伴うブランクもありましたが、鍼灸師としての経歴は今年で丸12年を迎えます。

その中で、多くの患者様を見てきて感じたことがあります。

“よくなる人には共通点がある”ということです。

そして最近、治療家同士のミーティングの中で話題に上がった内容が、まさに私の感じていたことと一致していたため、今回はこのテーマでブログを書きたいと思います。

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■よくなる人の共通点とは？

実は、よくなる方にはある特徴があります。

それは施術の効果が出やすいとか、体が柔らかいといった“体質的なもの”ではありません。

ポイントは、「変化を受け入れる思考」にあります。

たとえば、施術中のチェックのタイミング。

さっきの状態を比べてみてどうですか？と聞くと、

「え？さっきより楽です！」

「全然違います！」

「最初よりスムーズに動きます！」

たったこれだけの反応ですが、

こうした反応が返ってくる方は、確実に体が変わっていきます。

これは単に反応が良いということではなく、「小さな変化を素直に受け取る姿勢」があるからです。

この姿勢があると、自分の中に“良くなっている”という確信が芽生え、それがさらに回復を加速させていきます。

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■よくならない人に見られる傾向

では、なかなか良くならない方にはどんな傾向があるのでしょうか？

たとえば、

「まだここの痛みが残ってます」

「ここはよくなったけど、次はここが…」

「ちょっと楽になったけど、まだなんかいる…」

こうした方々は、無意識に“良くない部分”にばかりフォーカスしてしまう傾向があります。

つまり、「痛みを探す癖」がついてしまっているのです。

変化を受け入れず、常に“悪い所”を追い続けてしまう。

その意識の向き方が、結果的に回復スピードを遅くしてしまっています。

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■改善には順序と時間が必要

症状というのは、「転んで怪我をした」ような明確な外傷ではなく、多くの場合、長年の生活習慣の積み重ねで起きています。

本来、体は「傷つく→炎症→修復→再生」という順番で自然治癒していきます。

しかし、慢性的な不調を抱える方の多くは、修復や再生の段階がうまく働いておらず、回復が追いついていない状態です。

そのため、「1回の施術」で全てがよくなることは、ほとんどありません。

これは“施術の結果”ではなく、体の仕組みを理解する必要があるということです。

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■自分の体を変えるのは、あなた自身

私は魔法使いでも、ゴッドハンドの持ち主でもありません。

学びを続けてきて改善させるための技術や知識はある程度身に付いたと思っていますが、それでもやはり本当に体を変えていくのは“あなた”自身だということです。

私ができるのは、「今の体の状態を的確に評価し、どこに何をすればいいかを伝えること」。

「このままでは回復が追いつかないので、睡眠の質を上げましょう」

「ストレッチはこの部位を、これぐらいの時間をかけて行うと効果的です」

そういった“最適な改善ルート”を示すことはできます。

ですが、それを実践し、生活の中で継続していくかどうかは、あなた自身の選択なのです。

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■私の目的は「生活の質を高めること」

LaLa鍼灸サロンで私が最も大切にしているのは、

「改善する方法を伝えること」です。

“ただその場で楽になる”ではなく、 “再発しない体をつくる”ことが目的です。

そのためには、施術のたびに評価を行い、少しずつでも体にポジティブな変化を蓄積していく必要があります。

最終的には、

「セルフケアを自分で続けられるようになる」

「自分の体の変化に気づけるようになる」

その先に、一人ひとりの生活が楽しく、明るく、充実した日々になることを願って取り組んでいます。

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■変われる力は、誰の中にもある

「私はずっとこの体だから…」

「今まで色んなことを試したけど変わらなかった」

「痛みが変わらない」

そう思っている方にこそ、お伝えしたいです。

“変われる力は、あなたの中にあります”

今まで気づかなかった方法に出会えたとき、 正しい順番で体に向き合ったとき、 あなたの体は、驚くほど素直に反応してくれます。

「よくなる人の共通点」を知ったあなたがどう思うか、それもまた改善の分かれ道です。

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～ 私の想い ～