ストレートネックが引き起こす不調とは?

~“首だけ”見ても変わらない理由と、整えるという選択~


■「私、ストレートネックかもしれません」

最近では「ストレートネック」という言葉をよく耳にします。
スマホやパソコン作業が日常になった今、現代人の多くがストレートネック予備軍ともいわれています。

でも、
「たしかに首が前に出てるけど、特に問題はないし…」
「ずっと肩こりがあるけど、年齢のせいかと思ってた」

そんなふうに、軽く考えていませんか?

実は、ストレートネックは放置してはいけない“首の構造の崩れ”です。
見た目では気づきにくいですが、さまざまな不調を引き起こすリスクがあります。


■ストレートネックで起こりやすい症状

✅ 首や肩のこりがとれない
✅ 頭痛が頻繁に起こる
✅ あごの痛み・口が開けづらい(顎関節症)
✅ 手や腕にしびれが出てきた
✅ 頚椎症と診断された
✅ 自律神経の乱れによる不調(不眠・焦り・倦怠感など)

このような症状が1つでもあてはまる方は、
すでに首にかかる負担が限界に近づいているかもしれません。


■“首をもむ”だけでは改善しない理由

ストレートネックは、首だけの問題ではなく、全身のバランスの崩れの結果として現れます。

当サロンでは、まず【姿勢評価】を通して、
✔ 首にどんな力がかかっているのか
✔ どこに根本的なねじれや偏りがあるのか
を丁寧に確認します。

すると多くの場合、
✔ 足首の動きが悪い
✔ 骨盤がゆがんでいる
✔ 呼吸が浅く肋骨が固まっている
✔ 腕のねじれがある

といった“別の場所”が首の負担を生んでいることがわかるのです。


■少ない手数で、体は変わる

私の施術は、根本原因を見つけ出すことを最優先にしています。

だからこそ、
「たった1ヶ所を整えるだけで首のこりがスッと消えた」
「何をしてもダメだった頭痛が、その場で軽くなった」

そんなお声をよくいただきます。

これは、体の構造や動き、筋膜のラインを読み取り、
“必要なところだけに”アプローチしているからこその変化になります。


■鍼とお灸、それぞれに意味があります

鍼は、必要なポイントに6~10本ほど打ち時間を置きます。
筋肉や筋膜の深部にまでアプローチし、
✔ 血流を促す
✔ 痛みを抑える
✔ 自然治癒力を高める

といった働きを引き出します。

またお灸は、東洋医学の「気の流れ」を読み、
全身のバランスを整える経絡やツボを選んで施術します。

こうして内側と外側、構造と流れの両方から整えることで、
自分の体の中にある“治る力”が動き出すのです。


■まとめ:「まだ軽いから大丈夫」は危険信号

ストレートネックは、初期の段階では自覚症状が出にくいものです。

でも、少しずつ確実に悪化していく問題でもあります。

「今は我慢できるから…」
「動けてるから大丈夫…」

そう思っている間に、
いつの間にか首だけでなく、腕・肩・自律神経までもが限界を超えてしまうことも少なくありません。


■“今”だからこそ整いやすい

不調は、悪化してから治すよりも、
「崩れかけている今のうちに整える方が、何倍もスムーズ」です。

体の中で“がんばりすぎている場所”をそっとゆるめて、
首が自然にラクに動くようになったら、毎日の生活がきっともっと軽やかに。

あなたの「首」を守るために、今できるケアを一緒に始めてみませんか?

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