マッサージで良くならなかった肩こり、実は“内臓疲れ”が原因かも?
「肩こりがつらくてマッサージに通っているけど、すぐに戻ってしまう…」
「ほぐしてもらっても、その場だけでスッキリしない…」
そんなお悩みを抱えている方、とても多いです。
肩こりは、デスクワークやスマホの使いすぎ、姿勢の悪さが原因と思われがちですが、実は“内臓の疲れ”が関係しているケースも少なくありません。
特に、慢性的な肩こりでマッサージを受けても改善しない方は、一度“体の内側”に目を向けてみることをおすすめします。
■肩こりと内臓疲労の関係とは?
内臓が疲れていると、体は無意識に内臓を守ろうとして筋肉を緊張させます。
西洋医学的に、「内臓-体制反射」というのがあり、内臓の辛さを表面の体に伝えることでSOSを出してくれています。
例えば、胃や肝臓が疲れていると、その周辺の肩や背中のこりとして現れることがあります。
また、内臓の不調は自律神経の乱れにもつながり、筋肉の緊張が続いたり、血流が悪くなったりして、さらに肩こりが悪化するという悪循環に…。
このように、筋肉そのものだけではなく、「内臓からのサイン」として肩こりが出ている場合、いくら外側だけをマッサージしても、根本的な改善にはつながりません。
■鍼灸でアプローチできるのは「内側のバランス」
鍼灸は、筋肉をほぐすだけでなく、内臓や自律神経のバランスを整えることができる施術です。
東洋医学では、「肩こり=気血の流れが滞っている状態」と捉えます。
そうすると「津液」も影響を受けるので全身の不調へと発展していきます。
気血の流れは、ストレスや食生活、睡眠の質など、日々の生活習慣によって大きく影響を受けるため、肩こりを改善するには、体全体の巡りを整えることが欠かせません。
鍼灸では、体の表面だけでなく、ツボを通じて内臓や神経に働きかけることができるため、「マッサージでは届かなかった原因」へアプローチすることが可能です。
■こんな方は一度、鍼灸を試してみてください
☑ 何度マッサージしても肩こりがぶり返す
☑ 首・肩のこりに加えて、胃の不調や便秘、冷えも感じる
☑ ストレスが多く、眠りが浅い
☑ 姿勢は気をつけているのに、なぜか背中から腰が痛い
こうしたお悩みがある方は、内臓疲れや自律神経の乱れが関係している可能性があります。
■まとめ
肩こりを根本から改善したいと考えているなら、
「筋肉」だけでなく、「内臓」や「自律神経」といった“体の内側”から整える方法があると言うお話でした。
マッサージで改善しきれなかった肩こりも、体全体を見立ててアプローチすることで変化が出るケースは少なくありません。
まずは、あなたの肩こりの“本当の原因”を知ることからはじめてみませんか?
気になることがあれば、いつでもご相談くださいね。