慣れの慢性化
つらいのが“普通”になっていませんか?
毎朝、肩がこっているのが当たり前。
夕方になると、頭が重くなるのも当たり前。
寝てもスッキリしない日が続いていても、「年齢のせい」「仕方ない」と思い込んでいませんか?
もし今、「不調は日常の一部」と感じているなら、それは“慣れ”という名の危険信号かもしれません。
今日は、そんな“慣れ”が体にもたらす影響と、“楽が当たり前になる体”への切り替え方についてお伝えします。
■そのつらさ、“本当にそのままで大丈夫ですか?”
人はどんな状態にも「慣れる」生き物です。
・いつも肩が重い
・頭痛薬を常備している
・体がだるいけど、やることが多くて休めない
そうした不調が慢性化してくると、最初はつらかったはずの症状に、いつしか“慣れて”しまいます。
しかしこの“慣れ”は、「治った」のではなく「感じなくなった」だけ。
つまり、“感覚の鈍化”です。
これが続くと、痛みや不調に対して気づきが遅れ、体にとって大切な「警報」が聞こえなくなってしまいます。
■“不調に慣れた体”が抱えるリスクとは?
感覚が鈍くなると、次のようなことが起こります
- 本来の動きができなくなっていく(可動域の減少)
→ 肩が上がらない、首が回らない…でも気にしないまま日常を送る。 - 無意識のうちに代償動作が増える(姿勢の崩れ)
→ かばう動きが癖になり、他の関節に負担がかかる。 - 内臓や呼吸の機能まで落ちる
→ 浅い呼吸、胃腸の不調、代謝の低下につながる。
これらはすべて「慢性化の入り口」です。
特に首・肩まわりのこりは、呼吸の浅さにもつながり、自律神経の乱れや疲労感、さらには美容面への影響(むくみ・たるみ)まで及びます。
■「慣れ」には2種類ある
ここで一つ、大切なことをお伝えします。
“慣れ”には、2種類あるということです。
① 不調への慣れ(ネガティブな慣れ)
- つらくても「こんなもんだろう」と思ってしまう
- 体の変化に気づけない
- ケアを先延ばしにする習慣がつく
これは、体が悪い方向に順応していく状態です。
② 楽への慣れ(ポジティブな慣れ)
- 「体が軽い」「動きやすい」が当たり前になる
- 不調が出るとすぐに気づける
- セルフケアや正しい姿勢が自然とできる
こちらは、良い状態が基準になる習慣です。
LaLa鍼灸サロンでは、この「楽への慣れ」を増やしていくことを施術やカウンセリングを通じて重視しています。
■「整える」ことで、体は“楽”を覚えていく
当サロンに来られる多くの方は、こうおっしゃいます。
「最初は変化に気づけなかったけど、段々実感できるようになってきた。
そういえば、気がついたらここも楽になってます。」
これは、体の“基準”が変わった証拠です。
- 変化を受け入れる
- 変化に気が付ける
- 変化を探し始める
こうした些細な変化も、評価と施術、そして日々のケアによって“意識できる体”へと変わっていきます。
■“感じられる”ことが、ケアの第一歩
体に繰り返しケアすることで”楽な状態”という情報を送り続けます。
小さな変化でも探して実感することが大切です。
はじめは「そんな気がする」という、これをやったからなのか?たまたまなのか?
自信が持てず半信半疑になると思いますが、それは脳が混乱しているからです。
いままでの長年の情報と違う情報が来れば、「いつもと違うぞ?」となる訳です。
脳は生命維持のために”危険な事への回避””快楽を求める欲求”で安全を求めます。
だから体に対しても常に”楽”を求めます。
筋肉が自然な状態で楽を感じられる情報を繰り返し送ることで、段々と「あ、こっちが楽だな」と脳に記憶させてあげましょう。
■サロンでできること、あなたにやってほしいこと
LaLa鍼灸サロンでは、以下のことを大切にしています
- 姿勢評価による“見立て”
→ どこが崩れ、どこが原因になっているのかを明確に。 - 必要な部分へのアプローチ
→ 鍼や灸だけでなく、筋膜ラインや内臓・呼吸まで含めた全体の整え。 - 短時間・必要最小限のセルフケア
→ 「何をすればいいか」を具体的に伝える。やるところが明確になればケアも短時間に。
施術をただ受けて終わり、ではなく、「体の変化を感じられる自分になる」
そんなサポートをしています。
■まとめ|“不調への慣れ”から“楽が当たり前の体”へ
「ずっと肩こりがある」
「朝スッキリ起きた記憶がない」
「疲れていても、これが普通だと思ってる」
そんなあなたに、ぜひお伝えしたいのは、
「その不調を長引かせない」ということ。
“整えられた体”は、本来とても軽くて、よく眠れて、よく動けるものです。
今のあなたが“慣れている”その状態は、本来の状態ではありません。
不調を感じない体ではなく、不調に早く気づける体へ。
そして、“楽”が当たり前になる体を一緒に作っていきましょう。
~ 私の想い ~

LaLa鍼灸サロンの髙中沙樹です。
皆様の健康に寄り添い、これからの生活をより明るくするためのサポートをしております。
”このままではいけない”そう感じて行動を起こした女性が集まるサロンです。首肩こり専門と謳っていますが、多くの場合、それはきっかけにすぎません。
・なぜ首肩がつらくなるのか?
・なぜたかが首肩こりにそこまで聞かれるのか?
・なぜたかが首肩こりを改善させる必要があるのか?
それは、首肩こりは体からの静かなSOSだからです。
自分を後回しにしてがんばり続けた日々、そのすべてが首や肩に現れているだけ。
だから私は、「本当の原因」と向き合うことを大切にしています。
つらさをごまかすのではなく、“自分を大切にする”という視点から体を見直すことが、生活を変える第一歩です。
もし、あなたも「そろそろ自分の体とちゃんと向き合いたい」
そう思ったなら、私はあなたの力になれます。
LaLa鍼灸サロンで、あなたの人生がもう一度、軽やかに動き出しますように。