首肩こりに薬は有効?それとも逆効果?
「痛くて動けない」 「つらくて我慢できない」 そんな時、薬に頼りたくなる気持ち、よくわかります。
では、薬は首肩こりの改善に有効なのか?
結論からお伝えすると、 “悪化した首肩こり”には一時的に薬が効くこともあります。 ですがそれは、あくまで対症療法であり、 本当の意味での改善ではないです。
今回は、薬の役割と注意点、 そして根本改善に向けた選択肢についてお伝えします。
■【1】薬は「対症療法」でしかない
首肩こりが慢性化してくると、 ある日から「痛み」を感じるようになります。
そのとき多くの方が選ぶ対処法は──
- マッサージ
- 温める
- 湿布を貼る
- 鎮痛薬や筋弛緩剤を飲む
この4つ。 一見、正しいように思えますが、 これらはすべて「その場しのぎ」の方法。
体の根本が改善されていないまま、 一時的に痛みを抑えているだけです。
痛みが強くて動けないような時に薬の力を借りるのはもちろんOKです。
ですが、薬で「良くなった」と思ってしまうのは危険です。
痛みが消えても、こりの根本原因は体に残り続けています。
■【2】薬の“常用”がもたらすリスク
・痛み止めが手放せない
・毎日のように湿布を貼っている
・胃薬や抗うつ薬まで常備している
そんな状態になっていませんか?
薬の量が増えているということは、 体がよくなっていない証拠です。
本来、体は「痛み」というサインで 「今、無理してるよ」「整えてほしいよ」と教えてくれています。
それを薬で感じないようにしていると、 体のSOSに気づけなくなり、 知らない間に悪化してしまうリスクがあります。
■【3】今すぐできる“薬よりも有効な方法”
首肩こりの改善に必要なのは、 薬ではなく、根本の原因へのアプローチです。
具体的には──
✔ 首肩こり専門の評価、施術を受ける
✔ 姿勢・動作・生活習慣を見直す
✔ 質の良い睡眠(7時間以上)を確保する
中でも「専門家に頼る」ことが、 最も確実で、最も早い改善への近道です。
なぜなら、 “知っている”ことと“できる”ことには大きな差があるからです。
ネットや動画でセルフケアを学ぶこともできますが、 専門家が数年かけて学び、経験を積んできた知識と経験を比べれば圧倒的な差があるのは当然です。
そして自己流で改善できるなら、 今頃あなたはこのブログを読んでいないはずです。
■専門家の力を借りることは「甘え」ではなく「正しい判断」
当サロンは、 「何年も放置して悪化した首肩こり」に悩む方を専門に施術しています。
姿勢や生活背景まで丁寧に確認し、 根本から原因を見つけ出すからこそ、 その場しのぎではなく、長く楽な体をつくるサポートができます。
薬を増やす前に、 その痛みの“本当の原因”と向き合ってみませんか?
■まとめ:薬は「使い方」を間違えなければOK
薬を全否定するつもりはありません。
辛い時に「助けてもらう」のは良いことです。
でも、ずっと頼り続けるのではなく、 本当の改善のために、体の声に耳を傾けること。
あなたが本当に『辛さを無くしたい』と思うのであれば、“今できる最善の選択”をしましょう。
その行動が、将来の体を変えていきます。
ご相談・ご予約、お待ちしています。