そのストレッチ、逆効果かも?こりが悪化する人の特徴
■一生懸命ストレッチしてるのに、なぜか悪化する?
「毎日ストレッチしてるのに、肩こりがひどくなった気がする…」
「首をぐいっと回したら、逆に痛くなった」
そんなお悩みをよく耳にします。
実は、ストレッチの“やり方”や“タイミング”を間違えると、こりが悪化するケースもあります。
本来、ストレッチは体をゆるめてくれる良い習慣。
でも、自分の体の状態に合っていなければ、逆に負担をかけてしまうことも。
今回は、そんな「逆効果ストレッチ」の注意点と、こりが悪化する人の共通点について解説していきます。
■そもそも“こり”って何が起きてるの?
首や肩の“こり”とは、筋肉や筋膜に血流不良・酸素不足・緊張状態が続いている状態。
その背景には、
- 姿勢のクセ
- ストレスによる自律神経の乱れ
- 冷え・内臓疲労
- 無意識の食いしばり・呼吸の浅さ
など、さまざまな原因が複雑に絡み合っています。
そのため、筋肉を伸ばせばOK!という単純な話ではないのです。
■こんなストレッチ、逆効果かも!?
以下のようなストレッチは、逆にこりを悪化させる可能性があります。
①「痛気持ちいい」を通り越してる
強く引っ張りすぎたり、限界まで首を伸ばすことで、
筋肉や関節を防御的に“ギュッ”と緊張させることがあります。
→ 筋肉が“守ろう”として、余計にこりが強くなる
② 呼吸が止まっている
ストレッチ中に呼吸が浅くなると、自律神経が緊張モードに入り、体がこわばってしまいます。
→ 力が抜けず、リラックスできていない
③ “固まっている場所”ばかりを伸ばしている
肩がこってるから肩だけ、首が痛いから首だけ…。
でも、こりの原因は全然違う場所にあることも多いんです。
→ 伸ばすべきは“連動している場所”かもしれません
■こりが悪化しやすい人の特徴
あなたはこんなタイプに当てはまりませんか?
- ✅ 真面目で頑張り屋(体にも力が入りやすい)
- ✅ 呼吸が浅く、首に力が入りやすい
- ✅ 猫背・巻き肩のままストレッチしている
- ✅ いつも同じストレッチしかしない
- ✅ 動かす前に“ほぐす”ことをしていない
こうした方は、「ゆるめたいのに、実は体に力をかけてしまっている」可能性が高いです。
■正しいアプローチは「回数・頻度・時間」
ストレッチで効果を出すためには、まずこまめに程よくやってあげることが大切。
- 深呼吸をしながら
- 長時間やり続けない
- 無理せず“気持ちいい”ところで止める
- 数十秒を1日の中でこまめにやってあげる
それだけで、体の反応はまったく変わってきます。
■当サロンの施術は「評価して整える」
当サロンでは、こりのある場所だけでなく、
✔ 原因となる筋膜のねじれ
✔ 自律神経の状態
✔ 呼吸や姿勢のクセ
を丁寧に見ながら、体の状態を把握しながら施術を行っています。
結果として、ストレッチや日常のケアもぐっと効果的に。
■まとめ:がんばらないケアが、こりを変える
こりをどうにかしようとして、
がんばってストレッチしていたあなたーー
その頑張りが、逆に体に力を入れさせていたかもしれません。
まずは「整える」から始めてみませんか?
体が安心したとき、こりは自然に変わっていきます。