“整える”と“癒す”は違う

「肩こりがつらいからマッサージへ行く」

「疲れが溜まったからリラクゼーションを受ける」

——こうした選択をされている方も多いと思います。

確かに、“癒す”ことは心地よく、短期的にはスッキリする感覚が得られます。 けれども「すぐに戻ってしまう」「また同じ不調が繰り返される」 そんな経験はありませんか?

“癒し”と“整える”の明確な違いがあります。

「癒し」に偏っているケアから、「整える」=根本改善の視点に切り替えるためのヒントをお伝えします。


■「癒す」とは?リラクゼーションの限界

“癒す”ケアとは、いわば「表面的な緩和」を目的としたケアです。

・その場の気持ちよさ

・筋肉の緊張を一時的にゆるめる

・精神的なストレスをやわらげる

といった目的で行われるリラクゼーションは、 脳のリラックスや副交感神経の働きには有効です。

ただし、体の構造的な問題や、長年積み重ねてきたゆがみ、癖には、 アプローチができない場合がほとんどです。

そのため、 「やってもらった直後は楽になるけれど、すぐに戻る」 という状況を繰り返してしまいます。


■「整える」とは?土台からの再構築

一方、“整える”とは、

  • 体のどこに負担がかかっているのかを知る「評価」
  • 動きや姿勢の崩れを見極める「観察」
  • ゆがみやねじれを正す「再構築」

といった過程を踏み、

「元に戻りにくい体」 「本来の動きができる体」を目指すケアです。

LaLa鍼灸サロンでは、 施術に入る前に必ず姿勢や筋肉の状態を評価し、「なぜ今の状態になっているのか」を丁寧に分析しています。

そのうえで、必要な場所に必要な刺激を与えることで、 体を「整える」ことに重きを置いています。


■「評価」から始まる本質的ケア

LaLa鍼灸サロンでは、施術前に以下のような評価を行います

  • 姿勢(骨盤の傾き、重心の位置、体の左右差)
  • 動き(可動域の制限、代償動作)
  • 生活習慣(過去のケガ、手術歴、食事、排泄、睡眠)
  • 内臓疲労(胃腸の調子、血流の滞り)

これにより、「肩こりがつらい」という症状一つとっても、 原因が過去のケガ起因しているか、足の使い方にあるのか、 はたまた呼吸の浅さが関係しているのか—— そういった“個別の原因”を見極めていきます。


■表面的なケアではたどり着けない「変化」

「何度も同じ場所がつらくなる」

「その場しのぎはもうやめたい」

「このままでは将来が心配」

そんな方にこそ、“癒す”ではなく“整える”という視点が必要です。

特に当サロンで行っている鍼灸施術では、 「患部ではなく、根本にアプローチする」ことを大切にしています。

● 鍼…

・血行促進だけでなく、神経伝達の調整や筋膜のリリース効果

・6〜10本の少数鍼で深層までアプローチ

● お灸…

・東洋医学に基づいたツボの選定

・内臓や流れの不調にも働きかけ

表面をなでるのではなく、「体の深層」へと働きかけて再構築するため、 本質的な変化が得られやすいのです。


■「癒す」だけではなく、「変える」ための選択を

疲れたときに癒されることも、もちろん大切です。

でも、それだけでは、

  • またすぐつらくなる
  • 自分の体がどうなっているのかわからない
  • 結局、長く通い続けても変化が少ない

という「堂々巡り」に入ってしまいます。

今こそ“癒す”から“整える”へ切り替えてみませんか?



私の想い ~

たかなか さき

LaLa鍼灸サロンの髙中沙樹です。

皆様の健康に寄り添い、これからの生活をより明るくするためのサポートをしております。

”このままではいけない”そう感じて行動を起こした女性が集まるサロンです。首肩こり専門と謳っていますが、多くの場合、それはきっかけにすぎません。

・なぜ首肩がつらくなるのか?

・なぜたかが首肩こりにそこまで聞かれるのか?

・なぜたかが首肩こりを改善させる必要があるのか?

それは、首肩こりは体からの静かなSOSだからです。

自分を後回しにしてがんばり続けた日々、そのすべてが首や肩に現れているだけ。
だから私は、「本当の原因」と向き合うことを大切にしています。

つらさをごまかすのではなく、“自分を大切にする”という視点から体を見直すことが、生活を変える第一歩です。

もし、あなたも「そろそろ自分の体とちゃんと向き合いたい」
そう思ったなら、私はあなたの力になれます。

LaLa鍼灸サロンで、あなたの人生がもう一度、軽やかに動き出しますように。

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