正しく水分補給
水分は摂ってるのに、なぜか不調が続く?
「水はちゃんと飲んでいますよ」
では、なぜ不調がなくならない?
特に、首肩こり・頭痛・倦怠感・むくみなどに悩む女性の場合、「水を飲む=健康」という思い込みが、逆に不調を招いているケースもあるのです。
今回は、「正しい水分補給とは何か?」という視点から、 体が本当に潤うために必要なポイントを解説していきます。
■”飲んでるのに乾いてる”のはなぜ?
多くの方が口にする「水は意識して飲んでいます」という言葉。
ですが、その内訳を聞いてみると
・朝コーヒーを1杯
・昼は味噌汁とお茶
・午後に紅茶
・夜はスープとお酒
このように、「カフェイン・塩分・アルコール」が含まれるものばかりということが少なくありません。
実はこれらの飲み物には“利尿作用”があり、 体から水分を排出しやすくしてしまうのです。
つまり、飲んでいるようで「出ていってしまっている」状態。
体が乾くのも、無理はありません。
■不調の原因は“隠れ脱水”?
年齢を重ねると、体内の水分量は自然と減少します。
また、「喉の渇き」を感じにくくなるため、 水分が足りていないことに気づきにくくなるのです。
中にはお水にこだわって温泉水などを購入しているようですが、買っていても圧倒的に飲む量が足りていない。
飲むの割れてたから頑張って飲む。そんな状態になっている方も多いです。
このような“隠れ脱水”の状態になると、
・筋肉が硬くなる(=肩こり・首こり)
・血流が悪くなる(=冷え・むくみ)
・自律神経が乱れる(=だるさ・眠りの質低下)
といった、様々な不調の引き金になります。
特に、筋膜や関節の滑りも悪くなるため、「体がギシギシする」「ストレッチしても伸びない」 といった感覚も、水分不足が影響していることがあります。
■正しい水分補給の3つのコツ
それでは、どうすれば“体が潤う水分補給”ができるのでしょうか?
以下の3つを意識してみてください。
(1)常温の水を、こまめに飲む
一気にたくさん飲むのではなく、 コップ1杯程度の水を、1〜2時間ごとにこまめに。
冷たすぎる水は内臓に負担をかけるため、なるべく常温の水、もしくは白湯がベストです。
(2)朝イチの一杯を習慣にする
起きた直後の体は、7〜8時間水分を摂っていない状態です。
このタイミングで水を飲むことで、内臓が動き出し、代謝のスイッチも入ります。
特に便秘がちな方には、とても効果的な習慣です。
(3)ミネラルや塩分も適度に補う
水だけを飲みすぎると、逆に「低ナトリウム血症」などの状態になることも。
汗をよくかく夏場や運動後は、 天然塩や味噌汁などで、ミネラル・塩分を補うことも忘れずに。
■水分補給が“首肩こり”に効く理由
LaLa鍼灸サロンにいらっしゃる方の多くが、「肩こりがつらい」「首が詰まる」「頭が重い」 といった不調を抱えています。
これらの症状には、 血流・筋膜・神経の滑走性が深く関わっているのですが、 その土台となるのが“水分”です。
人の体の約67%は水でできており、 筋肉や筋膜も、適度に潤っていることで滑らかに動きます。
水分が足りなければ、筋肉は縮こまり、 筋膜は癒着し、動きにくくなってしまうのです。
つまり、水を飲むことは“ほぐし”や“整え”の第一歩でもあるのです。
約67%が水分なのですから、食事などこだわるのも大切ですが、まず水にこだわってあげる方が改善が早かったりします。
■「水を飲む」が“自分を大切にする”最初の一歩
忙しい日々の中で、「自分のために時間を使う」「自分の体をいたわる」 そんな余裕を持てていない方も多いと思います。
だからこそ、まずは「水を飲む」ことから始めてみてください。
たったそれだけでも、
・体が楽になる
・頭がすっきりする
・姿勢が保ちやすくなる
そんな変化を、感じられるはずです。
そして、
「体って、ちょっとのことで変わるんだ」
「もっと自分の体を知りたい」
そう思っていただけたら、 その先にあるのが、私の出番です。
~ 私の想い ~

LaLa鍼灸サロンの髙中沙樹です。
皆様の健康に寄り添い、これからの生活をより明るくするためのサポートをしております。
”このままではいけない”そう感じて行動を起こした女性が集まるサロンです。首肩こり専門と謳っていますが、多くの場合、それはきっかけにすぎません。
・なぜ首肩がつらくなるのか?
・なぜたかが首肩こりにそこまで聞かれるのか?
・なぜたかが首肩こりを改善させる必要があるのか?
それは、首肩こりは体からの静かなSOSだからです。
自分を後回しにしてがんばり続けた日々、そのすべてが首や肩に現れているだけ。
だから私は、「本当の原因」と向き合うことを大切にしています。
つらさをごまかすのではなく、“自分を大切にする”という視点から体を見直すことが、生活を変える第一歩です。
もし、あなたも「そろそろ自分の体とちゃんと向き合いたい」
そう思ったなら、私はあなたの力になれます。
LaLa鍼灸サロンで、あなたの人生がもう一度、軽やかに動き出しますように。