「夕方になると肩がズーンと重い」疲れの蓄積が危険
夕方になると肩が重くなるのはなぜ?
「午前中はまだ平気なのに、夕方になると肩がズーンと重い…」
こんな経験はありませんか?
一日の終わりに肩が重くなるのは、単なる疲れではなく、体からの警告です。
仕事や家事をこなす中で、首や肩に負担が積み重なり、夕方になる頃には限界が近づいている状態。
放置すれば、夜まで緊張が解けず、睡眠の質まで悪化させます。
この「夕方の肩こり」には、見逃してはいけないメカニズムが隠されています。
■疲れの蓄積で筋肉が“固まる”
長時間同じ姿勢を続けると、首から肩、背中の筋肉は休む暇なく働き続けます。
特にデスクワークやスマホ使用では、頭の重み(約5kg)を支える首の筋肉が緊張しっぱなし。
午前中は耐えられても、午後から夕方にかけて筋肉が固まり、血流が滞り、疲労物質がたまります。
夕方の肩こりは、血流が悪化して疲労物質が処理できないサイン。
この状態を放置すると、翌朝まで疲れが残り、慢性化していきます。
■“呼吸の浅さ”も関係している
夕方にかけて肩こりが悪化する人の多くは、無意識に呼吸が浅くなっています。
呼吸が浅いと横隔膜の動きが制限され、首や肩の筋肉が呼吸補助筋として働きます。
息も深く吸えないため酸素をしっかり取り込めていません。
さらに、ストレスや緊張状態では交感神経が優位になり、血管が収縮し筋肉は固まりやすくなります。
深い呼吸ができない人は、肩がどんどん重くなる傾向が強いのです。
■姿勢の崩れが夕方にピークを迎える
一日中同じ姿勢でいると、骨盤の傾きや猫背が固定化し、肩への負担が増します。
特に骨盤が後傾すると、背中が丸まり、首が前に突き出す「頭位前方姿勢」になり、夕方には肩がパンパンに。
姿勢の崩れは、夕方にこそ顕著に現れます。
■内臓の疲れも肩こりに直結
食後の時間帯に肩が重くなる場合、内臓疲労も関係しています。
胃腸の働きが低下すると、血液が内臓に集まり、肩や首の血流が減少します。
さらに、肝(かん)や腎(じん)といった臓器の疲れは、自律神経の乱れを引き起こし、筋肉が緊張しやすい状態に。
肩の重さは、内臓疲労のサインであることも少なくありません。
■夕方の肩こりは“危険信号”
夕方肩こりを放置すると、
- 頭痛やめまい
- 夜の眠りの質低下
- 五十肩や頸椎症リスク
日々の疲労が積み重なると、肩だけでなく全身の不調へとつながります。
「仕事終わりも軽やかに動ける体」を手に入れたいなら、今すぐ対策をしましょうね。
~ 私の想い ~

LaLa鍼灸サロンの髙中沙樹です。
皆様の健康に寄り添い、これからの生活をより明るくするためのサポートをしております。
”このままではいけない”そう感じて行動を起こした女性が集まるサロンです。首肩こり専門と謳っていますが、多くの場合、それはきっかけにすぎません。
・なぜ首肩がつらくなるのか?
・なぜたかが首肩こりにそこまで聞かれるのか?
・なぜたかが首肩こりを改善させる必要があるのか?
それは、首肩こりは体からの静かなSOSだからです。
自分を後回しにしてがんばり続けた日々、そのすべてが首や肩に現れているだけ。
だから私は、「本当の原因」と向き合うことを大切にしています。
つらさをごまかすのではなく、“自分を大切にする”という視点から体を見直すことが、生活を変える第一歩です。
もし、あなたも「そろそろ自分の体とちゃんと向き合いたい」
そう思ったなら、私はあなたの力になれます。
LaLa鍼灸サロンで、あなたの人生がもう一度、軽やかに動き出しますように。