寝違えは“首だけの問題”じゃない。浦和の鍼灸師が教える解決法
~首こり・腋窩神経・呼吸まで、根本原因を深掘り~
「昨日寝違えた首が痛くて動かせない」
「首こりが治らないまま朝を迎えた」
浦和エリアでも、季節の変わり目や寒暖差の大きい時期に特に多いご相談です。
多くの方が首が痛いから「首が原因」と考えがちですが、実は寝違えは全身のバランス不良が積み重なった結果です。
■なぜ首がこるのか?寝違えの根本原因
首こりや寝違えは「一晩の寝方が悪かった」だけに尽きません。
背景には次のような要因が考えられます。
- 長時間のスマホやパソコンで頭が前に出る姿勢
- 呼吸が浅く、首や肩の呼吸補助筋という筋肉が常に働いている
- 体を支える力が働かず姿勢が崩れている
つまり寝違えは、慢性的な首こりが限界を迎えた結果として起こる場合が多いです。
■姿勢の特徴と腋窩神経の関わり
寝違えが起こる方の姿勢には共通点があります。
- 背中が曲がった猫背・腰の湾曲が反り腰など骨盤が不安定
- 肩が前に巻き込み、脇の下が硬い
- 肩甲骨の動きが悪く、腕の重みを首が支えている
特に注目したいのが腋窩神経(えきかしんけい)です。
腋窩神経は脇の下を通り、肩や腕の感覚・動きを支える大切な神経。
この周囲の筋肉が硬くなると神経が絞扼(こうやく=締めつけられる)され、首の痛みや腕のしびれを引き起こします。
首のトラブルに見えて、実は脇の下や肩甲骨まわりの緊張が原因――
これが「寝違えは首だけの問題ではない」大きな理由です。
■浦和の鍼灸師がすすめる寝違えの解決法
痛みを早く和らげ、再発を防ぐためには
- ツボ刺激
- 筋膜のリリース
この2つを軸に整えていきます。
ツボ:落枕(らくちん)
手の甲、人差し指と中指の骨の間にあるツボで、寝違えに昔から用いられてきました。
指でやさしく押すと、首まわりの血流が促され、痛みが軽減しやすくなります。


セルフケア:肩甲骨外側ほぐし
フォームローラーやテニスボールを使って肩甲骨の外側をやさしく転がすと、脇の下や腋窩神経周囲の緊張が和らぎます。
首を直接押さなくても、痛みがラクになる方が多い方法です。


■施術でできること
LaLa鍼灸サロンでは
- 姿勢をチェックして、なぜ首に負担が掛かってしまうのか?の原因を見つけ出す
- 整体で体を整えてその場で改善変化を確認
- 鍼灸で深層の筋膜をほぐし、血流と神経の通り道を確保
- 生活に取り入れやすい呼吸法やストレッチを提案
「痛みが出てから対処する」だけでなく、繰り返さない体づくりを重視しています。
■まとめ|首だけを見ないことが最大の対策
寝違えや慢性的な首こりは、首だけをマッサージしても根本的には治りません。
- 猫背や反り腰などの姿勢の崩れ
- 脇の下や腋窩神経の圧迫
- 浅い呼吸や生活習慣による筋膜の硬さ
これらをトータルで整えてこそ、治らない首こりを改善し、寝違えを防ぐ体へと変わっていきます。
首が痛い=首だけの問題ではない。
もし「昨日寝違えた」「何度も寝違えを繰り返す」と感じたら、早めに全身を見直すことが体を守る第一歩です。
浦和のLaLa鍼灸サロンでは、その根本原因に一緒に取り組み、再発しにくい体づくりをサポートしています。
~ 私の想い ~

LaLa鍼灸サロンの髙中沙樹です。
皆様の健康に寄り添い、これからの生活をより明るくするためのサポートをしております。
”このままではいけない”そう感じて行動を起こした女性が集まるサロンです。首肩こり専門と謳っていますが、多くの場合、それはきっかけにすぎません。
・なぜ首肩がつらくなるのか?
・なぜたかが首肩こりにそこまで聞かれるのか?
・なぜたかが首肩こりを改善させる必要があるのか?
それは、首肩こりは体からの静かなSOSだからです。
自分を後回しにしてがんばり続けた日々、そのすべてが首や肩に現れているだけ。
だから私は、「本当の原因」と向き合うことを大切にしています。
つらさをごまかすのではなく、“自分を大切にする”という視点から体を見直すことが、生活を変える第一歩です。
もし、あなたも「そろそろ自分の体とちゃんと向き合いたい」
そう思ったなら、私はあなたの力になれます。
LaLa鍼灸サロンで、あなたの人生がもう一度、軽やかに動き出しますように。