「もしかして五十肩?」と思ったら読むページ
~痛みが出る前に知っておきたい“なりやすい人の特徴”~
■突然肩が上がらない。そんな経験ありませんか?
ある日突然、肩に激痛が走る。
夜中に痛くて目が覚める。
髪を結ぼうとすると、肩に鋭い痛みが走る…
こうした症状がある方は、五十肩の可能性があります。
「でも、五十肩って急になるものじゃないの?」
たしかに、急に症状が出る方が多いのも特徴です。
けれども、実際には生活習慣や体の使い方によって“なりやすい人の特徴”があるのです。
■■五十肩とは?
五十肩は、正式には「肩関節周囲炎」といわれ、
肩関節を構成する関節包や腱・靭帯などが炎症を起こすことで、
✔ 肩が上がらない
✔ 動かすと激痛がある
✔ 夜中に強い痛みで眠れない(夜間痛)
といった症状を引き起こします。
■五十肩の代表的な症状
✅ 夜間痛(痛みで眠れないほどの強い痛み)
✅ 肩全体の奥に感じるような重だるい痛み
✅ 腕を上げる、後ろに回すなどの動作で強い痛み
✅ エプロンを結ぶ・ブラジャーをつける(結帯動作)ができない
✅ 髪を後ろでまとめる(結髪動作)ができない
この中でも「夜間痛」は五十肩特有の辛さの一つ。
安静にしていてもズキズキと痛み、眠れない夜が続くことが多いです。
■こんな方は要注意!五十肩になりやすい人の特徴
下記の項目に、あなたはいくつ当てはまりますか?
① 40~50代の方
いわゆる「四十肩・五十肩」
年齢による組織の変性が起きやすい年代です。
② 同じ姿勢を続ける習慣がある
デスクワーク、車の運転、読書、スマホの長時間使用など、
肩を動かさずに固める時間が長い人ほどリスクが上がります。
③ 姿勢の乱れ(不良姿勢)
猫背や巻き肩など、身体の使い方に偏りがあると、
肩関節に負担がかかりやすくなります。
④ 過去に肩を痛めた経験がある
脱臼、骨折、スポーツや交通事故による外傷歴がある方は、組織の癒着や拘縮が残っていて再発リスクが高まります。
⑤ 糖尿病・代謝異常がある
糖尿病などの基礎疾患を持つ方は、組織の炎症や硬化が起こりやすいと言われています。
⑥ 女性(特に更年期)
ホルモンバランスの変化により、筋肉や腱が衰えやすく、血流も悪くなり、炎症を起こしやすくなります。
⑦ ストレスを抱えやすい方
精神的な緊張は、身体の緊張へとつながります。
肩や首に力が入りやすい状態が続くと、血行不良・筋肉の硬化が起こりやすくなります。
■3つ以上当てはまった方は、要注意です
5つ、6つと当てはまった方はーー
「五十肩になってもおかしくない状態」です。
ただし、それは恐れる必要のある話ではなく、
「今、予防すれば回避できる可能性がある」ということでもあります。
■まとめ:「知っていれば防げる」のが五十肩
五十肩は“突然なるもの”ではなく、なりやすい条件が揃っていた結果として現れることがほとんどです。
3つ以上当てはまった方は、
「なるべくしてなってしまう」未来が、もしかしたらすぐそこまで来ているかもしれません。
ですが、今からでも予防はできます。
その第一歩は、自分の体の状態を知ること。
当サロンでは、丁寧な問診と評価、あなたに合ったケアをご提案しています。
「今の自分を、将来の自分が感謝する」——
そんなケアを一緒に始めてみませんか?