痛みの“根”は、意外と遠くにある

「肩が痛いから肩を揉む」 「首がつらいから首を温める」

——それ、本当に正しい対処法でしょうか？

痛みがある場所にばかり意識が向きがちですが、 実はその「痛みの根」は、ずっと遠くにあるかもしれません。

今回は、首肩こりと“全身バランス”の関係について解説します。

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■痛みの出ている場所＝原因とは限らない

当サロンに来られる方の多くが、 「ずっと肩が重だるくて…」「首が動かしにくくて…」 という症状を抱えています。

しかし、実際に体を評価してみると、 原因は肩や首にはないことがほとんどです。

例えば、

・骨盤のゆがみ

・足裏の重心バランスの崩れ

・呼吸が浅く、胸郭が硬くなっている

・内臓の疲れによる筋膜の緊張

これらが“遠い場所”から影響し、 最終的に首や肩に負担をかけているケースが多いです。

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■解剖学でも証明される「つながり」

「筋膜」という全身を包む組織があるのをご存知でしょうか？

筋膜は、筋肉や内臓、骨などすべてをつなげる“ボディスーツ”のような存在で、 どこか一部が硬くなると、その緊張が遠く離れた部位にまで波及します。

たとえば、

・足裏の緊張 → 後頭部のこわばり

・腸腰筋の緊張 → 肩甲骨の動き制限

・横隔膜の硬さ → 首こり・頭痛

つまり、痛みのある場所だけを施術しても、 本当の原因にアプローチしなければ、すぐに元通りになってしまうのです。

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■東洋医学の視点：「経絡（けいらく）」の流れ

東洋医学では、気や血の流れる道を「経絡」と呼びます。

たとえば、肩のこりに関わる「胆経（たんけい）」は、 足の小指から始まり、脇腹や肩を通って頭へと巡ります。

つまり、 足元や体幹の滞りが、肩の緊張につながっていることも多く、 “全体の流れ”を見なければ根本改善には至りません。

「どこか1か所」だけに注目する考え方を、 少しだけ手放してみてください。

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■LaLa鍼灸サロンのアプローチ

私が大切にしているのは、 「なぜここに痛みが出ているのか？」という問いを深掘りすることです。

まず姿勢評価や動作確認を行い、 体のどこが崩れて負担がかかっているのかを明らかにします。

そのうえで、

・原因となるラインに施術（筋膜の流れを整える）

・東洋医学的なツボ刺激（全体の流れを促す）

・必要ヶ所のセルフケア指導（本当の意味での“改善”）

これらを組み合わせて、再発しない体づくりを行います。

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■最後に

あなたが感じている「痛み」は、 体からの大切なサインです。

その場所は“結果”であり、 そこに負担をかけてしまっている「根」を見つけることが大切です。

表面的な対処ではなく、 本当の原因に向き合いたい方へ。

LaLa鍼灸サロンでは、 一人ひとりの体の状態と真摯に向き合い、 根本からの改善をサポートしています。

「ここに来て、初めて自分の体がわかった」 そんなお声をいただくたびに、 この仕事に誇りを感じています。

あなたの“根”を一緒に見つけにいきましょう。

ご相談、お待ちしております。

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～ 私の想い ～