“足の指が動かない人”は肩がこりやすい

「肩がこりやすくて…」 そんな方に、「足の指は自由に動きますか？」と言うと、ほとんどの人が「そんなの関係あるんですか？」と驚きます。

実は、肩こりや首こりになりやすい人には、足元にもたくさんの問題があります。

今回は「足の指が動かない人は肩がこりやすい」この関係について、始めて聞く方にもわかりやすく解説します。

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■足の指が動かない＝立ち方が崩れる

人の体は、足元から順番に積み木のように積み上がっています。

つまり、足元が崩れれば、その上にある骨盤や背骨、肩、首まで連鎖的に影響を受けます。

とくに重要なのが「足の指」。

靴や生活スタイルの影響で足の指がしっかり使えていない人が多いです。

足の指をしっかり使えないと、重心が不安定になり、バランスをとるために全身が無理をします。

結果として、肩や首の筋肉に余計な力が入ってしまい、慢性的なこりが起こるのです。

転倒のリスクも当然高まってしまいます。

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■足の指が使えないと、「前傾姿勢」に

足の指が使えないと、バランスをとるために、頭が前に突き出す「前傾姿勢」になります。

この状態が続くと、首や肩の筋肉が頭を支えるために常に緊張状態となり、慢性的な肩こりや首こりに繋がってしまうのです。

実際、「ストレートネック」や「巻き肩」で悩んでいる方の多くは、外反母趾、偏平足、ハイアーチなど、足の状態が良くありません。

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■動かせない＝感覚が鈍くなる

足の指がしっかり使えていない人は、足裏の感覚が鈍っている傾向があります。

感覚が鈍くなると、姿勢の微調整がうまくできず、知らず知らずのうちに“負担のかかる体勢”を長時間続けてしまうことになります。

足裏で感じ取った情報が脳へ伝わり、体のバランス調整に役立っているため、足裏の感覚が鈍る＝姿勢を崩しやすい状態になるのです。

足の指がきちんと使えることは、「姿勢感覚のアンテナ」を高めることにもつながります。

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■足裏は「姿勢」のセンサー

人の体は「重力」に逆らって立っているため、足裏は強い影響を受けています。

その中でも「足裏」は重心の位置をセンサーとしてバランスをとっている、とても細かい感覚器が多く存在しています。

足の指が動きづらい、または動かせていないと、足裏からの情報が脳へ正確に伝達されないため、脳から筋肉へバランスを取るように神経伝達をされてしまうのです。

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■足元を整えると、肩こりがラクになることも

当サロンにいらっしゃる患者様の中にも、 「足のケアをしただけで、肩こりがラクになった！」 という方が何人もいらっしゃいます。

足指の動きを良くすることで、重心が整い、姿勢が安定し、結果として首肩の負担が減っていくのです。

とくに、

• 外反母趾がある方
• 足裏が冷えやすい方
• 足首が硬い方
• 足の指が床につかない「浮き指」の方

こういった特徴のある方は、まず足元から見直すのがおすすめです。

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■根本改善には“評価”と“意識”がカギ

肩がこるからといって、肩だけを揉んでも変わらない。

それは、“肩が悪いわけではない”からです。

LaLa鍼灸サロンでは、足元・骨盤・体幹・肩・首まで、全体を評価した上で施術を行います。

その上で、足指のセルフケアや、立ち方・歩き方の指導も行い、再発しない体づくりをサポートします。

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■まとめ｜肩こりの原因は、肩の以外にあることが多い

「肩がつらいから、肩が悪い」 その考え、今日で卒業しましょう。

体はすべてつながっています。

• 足指が動かない → 重心がズレる
• 重心がズレる → 姿勢が崩れる
• 姿勢が崩れる → 首肩に負担がかかる

この連鎖が、慢性的な肩こりの正体かもしれません。

今まで肩や首ばかり気にしていた方こそ、 ぜひ一度、足元からのアプローチを試してみてください。

足指がしっかり使えるようになることで、 自然と姿勢も良くなり、肩のつらさがラクになる——

そんな状態を、一緒に目指しましょう。

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～ 私の想い ～