更年期の不調はなぜ起こる?原因と栄養・鍼灸でのケア|さいたま市南区の鍼灸師が解説

このような症状でお悩みではありませんか?
☑急に顔や体がカーッと熱くなる(ホットフラッシュ)
☑些細なことでイライラしたり、涙もろくなった
☑寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚める
☑肩こり・めまい・動悸など、あちこち不調が出る
☑「気のせい」「年のせい」と流されてしまう
更年期は、閉経(平均50.5歳)をはさんだ前後約10年間(45〜55歳頃)を指し、女性ホルモン(エストロゲン)の急激な減少により自律神経のバランスが乱れやすくなる時期です。
この時期の不調は、体の外側からの施術だけでなく、体の内側、つまり食事・栄養からのアプローチが重要だと考えています。特に女性は、月経のある20〜40代の約65%が貧血または「隠れ貧血」(血液検査では正常でも体内の貯蔵鉄が不足している状態)にあるという厚生労働省の調査もあり、この鉄不足の傾向が更年期の不調(疲れやすさ・めまい・動悸・イライラ・不眠)と重なり合い、症状をより強く感じさせている可能性があります。
サプリメントだけに頼り、食事全体を見直さないままでは改善が難しいとされています。栄養素は食品から摂取した場合とサプリメント単体で摂取した場合とで、体への影響に差が見られるという研究報告もあります。症状を鎮痛剤や睡眠薬だけで抑えようとすると、根本にある栄養の偏りは変わらないままのため、対症療法にとどまってしまうことも少なくありません。
エストロゲンは、自律神経の中枢である脳の視床下部と深く関わっています。エストロゲンが急激に減ると、この視床下部の働きが乱れ、体温調整や血管の収縮・拡張をコントロールする自律神経のバランスが崩れやすくなります。これが、ホットフラッシュ(のぼせ・発汗)や動悸、めまいといった症状につながるといわれています。
さらに見過ごされがちなのが、栄養面の土台です。長年の月経により鉄を失い続けてきた女性の体は、更年期にさしかかる頃には貯蔵鉄が乏しくなっているケースが少なくありません。「疲れやすい」「めまいがする」「集中力が続かない」といった症状は、更年期のサインなのか、隠れ貧血のサインなのか、単独では見分けがつきにくいのが実情です。
自律神経症状の慢性化
ホットフラッシュ・動悸・めまいなどが慢性的に続き、日常生活の質が下がることがあります。
気分の落ち込み・不眠の悪化
自律神経の乱れは睡眠の質にも影響し、不眠が続くとさらに気分が不安定になるという悪循環に入りやすくなります。
栄養不足の見過ごし
不調をすべて「更年期のせい」にしてしまうと、背景にある隠れ貧血や栄養の偏りに気づかないまま、根本的な改善の機会を逃してしまうことがあります。
首肩こり・腰痛の悪化
ホルモン変化による血流低下や筋肉の緊張しやすさから、もともとあった首肩こりや腰痛が悪化することがあります。
LaLa鍼灸サロンでは、更年期の不調に対して食事・栄養指導を中心としたサポートを行っています。内面から起きている不調には、内面からのアプローチが必要だと考えているためです。
〇不足している栄養素と、摂りすぎている栄養素の両方を確認
〇鉄・タンパク質など、不足しやすい栄養素を意識した食事のご提案
〇血糖値の安定を意識した食べ方のアドバイス
〇鍼灸による自律神経・血流へのアプローチもあわせて実施
ホルモンの分泌量そのものを増やすことはできませんが、体が「揺らぎ」に対応しやすい土台を、食事から整えていくことができます。
更年期の不調は、症状も感じ方も人それぞれです。まずはどんな症状が、どんな時に強く出るのか、普段の食事内容もあわせて丁寧にお伺いします。
〇問診で自律神経・栄養状態の両面を確認
〇不足・過剰な栄養素を見極めた食事のアドバイス
〇首肩の緊張・全身の巡りを整える鍼灸施術
〇睡眠・冷えなど生活面でのセルフケアのご提案
「年のせい」で片付けず、今の体の状態を栄養面も含めて一緒に整理していきましょう。
更年期の不調は、気のせいでも、我慢すべきものでもありません。ホルモンの変化という体の自然な出来事に、隠れ貧血をはじめとした栄養面の土台、自律神経、生活環境の変化が重なって起きています。
つらい症状を我慢し続けず、体の内側から整えることから始めてみませんか。


