鍼灸院なのに整体もするの?施術の組み合わせと考え方|さいたま市の鍼灸院

鍼灸院なのに整体もするの?
施術の組み合わせと考え方
「先生は整体師なんですか?」
来院された方から、こんなふうに聞かれることがあります。当然の疑問だと思います。鍼灸院のはずなのに、姿勢を評価したり体のバランスを整えたりする様子を見て、不思議に感じる方もいらっしゃるでしょう。
この先は、私が整体という言葉を使う理由と、LaLa鍼灸サロンの施術の考え方についてお話しします。
私は整体師ではなく、国家資格を持つ鍼灸師です
まず最初にお伝えしたいことがあります。私は国家資格である「はり師」「きゅう師」の2つを取得しています。「整体師」という資格は持っていません。
整体師には法律で定められた国家資格がなく、民間のスクールや団体が認定する資格を取得して活動する方が多いのが現状です。一方、鍼灸師(はり師・きゅう師)は国が定めた専門学校で3年以上学び、国家試験に合格して初めてなれる職業です。
| 鍼灸師(はり師・きゅう師) | 整体師 | |
|---|---|---|
| 資格の種類 | 国家資格 | 民間資格(または無資格でも開業可) |
| 取得方法 | 専門学校で3年以上学び、国家試験に合格 | スクールや講座を受講(期間・内容は様々) |
なぜ「整体」という言葉を使っているの?
「鍼灸師なのに、なぜ整体と書いているの?」と思われる方もいるかもしれません。
理由は、患者さんに伝わりやすいからです。「整体」という言葉を聞くと、多くの方は「姿勢を整える」「体のバランスを整える」というイメージを持ちます。LaLa鍼灸サロンでも実際に、姿勢の評価・体の動きの確認・関節や骨盤のバランス調整を行っているため、この表現を使っています。
「長時間もみほぐす」「強い力で押す」「ボキボキ鳴らす」——こういった施術はLaLa鍼灸サロンではほとんど行っていません。私が重視しているのは、気持ちよさよりも「なぜそこに不調が出ているのか」の原因を見つけることです。
肩こりは肩だけの問題ではない——体全体を見るわけ
例えば、肩こりで来院された方のケース。「肩がつらい」という症状があっても、原因が肩にあるとは限りません。
- 猫背で頭が前に出ている
- 骨盤が傾いて重心がずれている
- 肩甲骨がうまく動いていない
- 呼吸が浅くなっている
- 足首の動きが悪く、体全体に影響している
こうした積み重ねが、じわじわと首や肩への負担になっていることが少なくありません。だからこそ、体全体を見て原因を探ることが大切だと考えています。
「肩がつらいから肩を揉む」ではなく、「なぜ肩に負担がかかっているのか」を考える。これがLaLa鍼灸サロンの施術の出発点です。
整体と鍼灸、それぞれの役割
LaLa鍼灸サロンでは、整体と鍼灸をそれぞれ異なる目的で組み合わせています。
- 姿勢・重心のバランスを整える
- 関節の動きをスムーズにする
- 体が動きやすい状態をつくる
- 不調の原因になっている部分にアプローチする
- 緊張した筋肉をゆるめる
- 血の流れを促す
- 痛みをやわらげる
- 自律神経のバランスを整える
筋肉が硬くなりすぎていたり、体が緊張した状態では、いくら姿勢を整えようとしても変化しにくいことがあります。そんな時に鍼灸を使うことで、体が本来持っている自然に回復しようとする力が働きやすくなります。
鍼だけで筋肉をゆるめても、姿勢や体の使い方が変わらなければ、また同じ負担がかかります。逆に体のバランスを整えても、筋肉の緊張や痛みが強い状態では変化が出にくいことも。だから両方を組み合わせることが大切です。
まとめ
- LaLa鍼灸サロンの施術者は「整体師」ではなく、国家資格を持つ鍼灸師です。
- 「整体」という言葉は、姿勢やバランスを整えるというイメージを分かりやすく伝えるために使っています。
- 肩こりなどの不調は、痛い場所だけでなく体全体の原因を探ることが根本改善につながります。
- 体を「整える」整体と、回復しやすい状態を「つくる」鍼灸を組み合わせることで、より変化が出やすくなります。
LaLa鍼灸サロンが目指しているのは、その場だけ気持ちよくなるリラクゼーションではありません。不調の原因を見つけ、体を整え、本来の働きを取り戻すこと。関わるすべての方の健康と、毎日が少しでも楽になる生活を目指して、これからも一人ひとりと向き合っていきます。


