「年齢のせい」「忙しいから仕方ない」…その言葉、何年使い続けますか?|さいたま市の鍼灸師が解説

「年齢のせい」「忙しいから仕方ない」…その言葉、何年使い続けますか?|さいたま市の鍼灸師が解説

「年齢のせい」「忙しいから仕方ない」
…その言葉、何年使い続けますか?

体の不調を「仕方ない」と先送りにする——実はこれが、体が変わらない最大の理由かもしれません。今日は、多くの女性が気づかずにはまっている”思い込みの罠”と、そこから抜け出すためのヒントをお伝えします。

「最近、肩が張って仕方ない」「朝起きても疲れが抜けない」「なんとなく体が重い」——そう感じながら、いつからか「まあ、年齢だし」「忙しいから仕方ない」と、心の中でそっと蓋をしていませんか?

じつは私のサロンにいらっしゃる方の多くが、最初にそうおっしゃいます。でも、話を聞いていくと、その不調は数年前から続いていることがほとんど。「年齢のせい」で片付けるには、少し早すぎるケースも少なくありません。


「何かすれば変わるかも」を繰り返していませんか?

体の不調をなんとかしたい気持ちは、当然あります。だから多くの方が、何かを試そうとします。

よくある「変わらないサイクル」
「これなら楽になるかも」
→ サプリ・健康器具を試してみる
一瞬、なんとなく安心する
でも体は変わらない
「やっぱり運動かな…」と思い、
ストレッチ動画を見始める
3日後にはやらなくなる
「忙しいから仕方ない」
「年齢だから仕方ない」
「昔からだから仕方ない」

思い当たることはありませんか?

「何かをした」だけでは、体はなかなか変わりません。
なぜなら、体の不調には必ず”理由”があるから。その理由を見ないまま、手当たり次第に試しても、根本が変わっていないので、また同じ場所に戻ってきてしまうのです。
💡 さき先生より:「どれが合うかわからないまま試し続けた」という方、とても多いです。気持ちはすごくわかる。でも、まずは「なぜ不調が起きているのか」を知ることが、一番の近道だと感じています。

本当に怖いのは「今の痛み」じゃない

首肩のこりや、朝の疲れ感、なんとなくの体の重さ——これ自体はつらいですよね。でも、私が患者さんに「それより気にしてほしい」とお伝えしているのは、別のことです。

⚠️ 「不調があるのが当たり前」になっていませんか?
肩こりがあるのが普通。疲れているのが普通。寝ても回復しないのが普通——そうやって、体の小さなSOSに慣れてしまうことが、じつは一番こわいことです。

体は、急に壊れるわけではありません。小さな無理を少しずつ積み重ねた結果として、ある日「限界」がきます。だからこそ、「今はまだ大丈夫」と感じている時期こそ、向き合いどきなのです。

「慣れた不調」は、見えにくい。
毎日のことだから、どこが不調なのかすら、だんだんわからなくなってきます。「もとがどんな状態だったか」を忘れてしまう前に、自分の体を一度ちゃんと見てあげてほしいと思っています。

変わらなかった本当の理由

これまでいろんなことを試したのに変わらなかった——それはあなたの努力が足りなかったわけでも、意志が弱かったわけでもありません。

多くの場合、変わらなかった理由は3つです。

  • 「なぜ不調が起きているのか」を知らないまま始めた
    原因がわからないまま対策をしても、効果は出にくいのは当然です。
  • 「続けやすい方法」ではなかった
    生活の中に無理なく組み込めないと、どんないい方法でも続きません。
  • 「後回しにすること」が習慣になっていた
    「いつかやろう」は、いつまでも来ません。「今の自分の状態を知る」ことが、最初の一歩です。
💡 さき先生より:私自身も、子育てや仕事で「自分の体は後回し」にしていた時期があります。3人の子どもを育てながら、「女性はいつも自分が最後」になりがちだと身をもって感じました。そんな経験があるから、まず自分の状態を知ることが、すごく大切だと思っています。

あなたの体、今どんな状態か
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「仕方ない」をやめるとは、どういうことか

「仕方ない」をやめることは、何かを頑張ることとは違います。無理に運動を始めることでも、高いサプリを買うことでもありません。

まず必要なのは、「今の自分の体と、正直に向き合うこと」です。

  • なぜ続かなかったのか、正直に振り返ってみる
  • どこが不調なのか、把握するために専門家に頼る
  • 一人で頑張らずにプロに頼ってみる

そこから見えてくるものが、あなたに合ったケアへの入口になります。

体は「いつか」では変わりません。
あなたはもう十分一人で試行錯誤しながら頑張ってきました。5年後も10年後も今と同じ悩みを抱えていたくないなら、まず「仕方ない」で終わらせるのをやめることが、はじまりです。

まとめ

📌 この記事のポイント
  1. 「年齢のせい」「忙しいから」と先送りにするほど、不調が「当たり前」になっていく。
  2. 「何かをした」だけでは変わらない。原因を知らないまま試しても、また元に戻るのは自然なこと。
  3. 変わらなかったのはあなたのせいじゃない。原因・方法・タイミング、どれかひとつがずれていただけ。
  4. まずは「今の自分の状態を知る」こと。それが一番確実な第一歩。

「仕方ない」は、体への正直な向き合い方ではありません。でも、責めなくていいです。みんなそうして、やり過ごしてきているから。大切なのは、今日から少しずつ、自分の体の声に耳を傾けること。その小さな変化が、じわじわと大きな変化につながっていきます。



あなたの体の状態を知ることが
変化への第一歩です


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髙中沙樹

髙中 沙樹(LaLa鍼灸サロン代表)

鍼灸と出会ったのは高校生のころ。ソフトボールで肩を痛め、いくつかの施術を試す中で、鍼灸だけが「その場で体が変わる」感覚を与えてくれました。その驚きが、鍼灸師を志すきっかけになりました。

現場に立つようになって気づいたのは、「その場で楽になっても、また戻ってしまう人が多い」という現実。体の不調は「結果」であり、根本にある原因こそ整えるべきだと確信しました。

そんな中で、私自身もさまざまな経験をしてきました。仕事、結婚、出産、育児——。女性は体も人生もいろんな変化がありますね。1人目を出産した時は「こんなに大変なの?」と、自分の体や生活の変化に衝撃を受けました。女性だから、妻だから、母親だから——私もたくさん我慢して、悩んで、涙した時期があります。

同じ女性同士だからこそ理解し合えることがあり「もっと一人ひとりに向き合える場をつくりたい」という思いが強くなり、3人目の妊娠をきっかけに独立を決意。2024年12月、LaLa鍼灸サロンをオープンしました。

姿勢・体の使い方・栄養。内側の状態まで含めた「巡り」から整えるアプローチで、「自分の体を理解し、自分で整えられる状態になること」を一緒に目指します。

鍼灸師歴13年 3児の母 メンタル心理カウンセラー メディカルピラティスインストラクター

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