“首こりの原因”実は背中は丸いが正解|浦和の鍼灸師が解説
「姿勢をよくしようと思って、背筋をピンと伸ばしています!」
そう言われる方はとても多いです。
でも、その“背筋ピン”――
実は体にとって一番つらい姿勢だと知っていますか?
浦和のLaLa鍼灸サロンでも、首や肩こり、腰の痛みを訴える方の多くが、「姿勢を良くしようと頑張っているのに、なぜか疲れる」と悩まれています。
間違った認識
たしかに、子どものころから
「姿勢よくしなさい!」と教えられてきましたよね。
背中をまっすぐに、胸を張って、顎を引いて――
いわゆる“良い姿勢”の印象が、実は体が一番負担のかかる状態になってしまっています。
その結果、
🔸胸を張ることで、背中に力が入る
🔸顎を引くことで、呼吸が浅くなる
🔸体をまっすぐにすることで、腰が反って痛くなる
🔸背骨が一直線にまっすぐになると、頭の重さが分散できず首こりに…
こうして、「姿勢を良くしようとして起こる不調」が生まれてしまうのです。
人間の背骨はまっすぐではなく「S字カーブ」

このS字カーブがあることで重力による”重さ”を分散させくれています。
S字カーブは、体の重さをバランスよく分散し、筋肉や関節への負担を減らすための“自然なクッション”のようなもの。
だから、背中がほんのり丸く、腰が少し反っている状態が、「解剖学的に正しい姿勢」になります。
湾曲があっていいんです!
「背中が丸い」は正しい!
「背中が丸い=猫背」と思われがちですが、実は背中には本来、自然な丸み(胸の背骨=胸椎のカーブ)があるのが正常です!
問題は、「丸いまま固まって動かない」状態。
長時間のデスクワークやスマホ姿勢で背中が硬くなると、その下の腰や上の首まで影響が広がります。
つまり、背中が“動かない猫背”が問題であって、背中が“自然に丸い”こと自体は悪くないのです。
しかし!安心してはいけません!
「そっか~猫背もいいんだ~!」と安易に許してはいけません。
”背筋をまっすぐ”という一直線なイメージが問題ですが、過剰な猫背も問題の一つになります。
過剰な丸まりも放置しすぎると姿勢を維持する筋力がうまく働かなくなり、病的な湾曲へと繋がってしますこともあります。

後ろから見たら背骨はまっすぐですが、病的な湾曲は横にS字状になっていくことをいいます。
いわゆる”側弯”です。
この病気は、突然起こる場合もあるし、後天的と言って生活習慣でおきてしまうこともあります。
この状態は生活に不自由が生じてきます。
手術をしても後遺症が残る場合もあります。
予防できるうちに予防していきましょうね。
浦和のLaLa鍼灸サロンでは、
鍼灸や整体で背中・肋骨・骨盤の動きを整えることで、首や腰への負担を減らし、“自然と姿勢が整う体”へ導きます。
また、施術後にはご自宅でできる簡単で短時間でできるセルフケア方法もお伝えしています。
“背筋を無理に伸ばす”のではなく、“骨が本来の位置で安定して支え合う”姿勢にしてあげましょう(^^)
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~ 私の想い ~

LaLa鍼灸サロンの髙中沙樹です。
皆様の健康に寄り添い、これからの生活をより明るくするためのサポートをしております。
”このままではいけない”そう感じて行動を起こした女性が集まるサロンです。首肩こり専門と謳っていますが、多くの場合、それはきっかけにすぎません。
・なぜ首肩がつらくなるのか?
・なぜたかが首肩こりにそこまで聞かれるのか?
・なぜたかが首肩こりを改善させる必要があるのか?
それは、首肩こりは体からの静かなSOSだからです。
自分を後回しにしてがんばり続けた日々、そのすべてが首や肩に現れているだけ。
だから私は、「本当の原因」と向き合うことを大切にしています。
つらさをごまかすのではなく、“自分を大切にする”という視点から体を見直すことが、生活を変える第一歩です。
もし、あなたも「そろそろ自分の体とちゃんと向き合いたい」
そう思ったなら、私はあなたの力になれます。
LaLa鍼灸サロンで、あなたの人生がもう一度、軽やかに動き出しますように。


