不眠はなぜ起こる?原因と栄養・鍼灸でのケア|さいたま市南区の鍼灸師が解説

その不眠、気合いや根性の
問題じゃありません|さいたま市の鍼灸師コラム
眠ろうと頑張るほど眠れなくなる。それには、体の仕組みの理由があります。
「早く寝なきゃ」と思えば思うほど、目が冴えてしまう——そんな夜を過ごしたことはありませんか?
実は、その”頑張り”自体が、眠りを遠ざけていることがあります。今日はそのことについてお話しします。
まず結論からお伝えすると
不眠の背景には、体が休息モードに切り替わりにくくなっている状態があることが多いです。「眠らなければ」という焦りそのものが、この状態をさらに強めてしまうことがあります。
不眠の背景には、体が休息モードに切り替わりにくくなっている状態があることが多いです。「眠らなければ」という焦りそのものが、この状態をさらに強めてしまうことがあります。
「早く寝なきゃ」と思うほど、眠れなくなるのはなぜ?
ストレスが続くと、脳は常に周囲を警戒しようとして交感神経が優位になります。その結果、寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったりすることがあります。ここに「また今夜も眠れないかもしれない」という焦りが加わると、その不安自体が交感神経をさらに刺激し、ますます眠れなくなるという悪循環に陥りやすくなります。
ポイント
眠気は、体が休息モードに切り替わった時に自然とやってくるものです。「頑張って眠ろう」とすること自体が、実は体を覚醒モードに保ってしまう行動なのです。
眠気は、体が休息モードに切り替わった時に自然とやってくるものです。「頑張って眠ろう」とすること自体が、実は体を覚醒モードに保ってしまう行動なのです。
💡 さき先生メモ:「眠れないから頑張って目を閉じている」という方には、まず力を抜くところから一緒に整理していきます。
夜中に目が覚めるのは、血糖値のせいかもしれない
夕食の糖質が多い、食事の間隔が空きすぎているといった状態が続くと、睡眠中に血糖値が下がりすぎることがあります。これを「エネルギー不足」と体が判断すると、血糖値を上げようとホルモンが分泌され、これが緊張状態をつくり出すため、夜中の覚醒や動悸として現れることがあるのです。
不調の背景にある原因
不眠の背景には、次のような要因が複合的に関わっています。
- ストレス・不安による交感神経の緊張
- 夜間の血糖値の乱れ
- トリプトファンやマグネシウムなど、睡眠に関わる栄養の不足
- 腸内環境の乱れ
💡 さき先生メモ:不眠のご相談では、夕食の内容やタイミングもあわせてお伺いしています。
今日からできること
今日からできる、負担の少ないセルフケアはこちらです。
- 朝起きたら、まず日光を浴びる
- 夜は甘いものを控える
- 寝る前は部屋の照明を落とし、スマホの画面から離れる
よくある質問
Q眠ろうと頑張るほど眠れなくなるのはなぜですか?
A「眠らなければ」という焦り自体が交感神経を刺激し、かえって覚醒状態をつくってしまうためです。眠気は待つものであり、頑張って呼び込むものではありません。
Q夜中に目が覚めるのは血糖値と関係がありますか?
Aはい、関係しているといわれています。睡眠中に血糖値が下がりすぎると、それを補おうとするホルモンが分泌され、夜中の覚醒や動悸として現れることがあります。
Q不眠と栄養は関係がありますか?
A睡眠を促すホルモンの材料となるトリプトファンや、その過程に関わる栄養素が不足すると、眠りにくさにつながることがあるといわれています。
Q不眠の詳しい原因は、どこで確認できますか?
A症状別ページにて、原因の詳しい解説をご覧いただけます。ご自身の状態と照らし合わせてみてください。
Q何をしても眠れない場合はどうすればいいですか?
ALINEから無料でご相談いただけます。生活リズムや食事の状況を伺いながら、一緒に整理していきます。
まとめ
📌 この記事のポイント
- 「眠らなければ」という焦り自体が、不眠を長引かせる一因になる
- 夜中の覚醒には、夜間の血糖値の乱れが関わっていることがある
- トリプトファンなど、睡眠に関わる栄養素の不足も背景のひとつ
気合いや根性ではなく、体の仕組みを知ることから始めてみませんか。


