「気のせい」で片付けられがちな更年期の不調|さいたま市の鍼灸師コラム

その不調、”気のせい”にされていませんか?|さいたま市の鍼灸師コラム

その不調、”気のせい”にされて
いませんか?|さいたま市の鍼灸師コラム

ホットフラッシュやイライラを「気のせい」「歳のせい」で片付けられた経験はありませんか。

「更年期じゃない?」と聞いても、「気のせいじゃない?」で終わってしまう——そんな経験はありませんか?

周りに理解されにくいからこそ、余計につらい。今日はそんな更年期の不調についてお話しします。

まず結論からお伝えすると
ホットフラッシュやイライラ、不眠といった症状は、女性ホルモンの減少による自律神経の乱れという、体の実際の変化から起きています。「気のせい」ではなく、体が正直に反応しているサインなのです。

「気のせい」と言われても、体は正直に反応している

エストロゲンという女性ホルモンは、自律神経の中枢である脳の視床下部と深く関わっています。この分泌量が急激に減ることで、体温調整や血管の収縮・拡張がうまくコントロールできなくなり、ホットフラッシュや動悸として現れます。これは気持ちの持ちようではなく、体の仕組みの変化なのです。

ポイント
症状の出方には個人差が大きいため、周りの人に理解されにくいこともあります。でも、症状が軽い人と重い人がいるのは、体の反応の強さの違いであって、我慢が足りないからではありません。
💡 さき先生メモ:「わかってもらえなくてつらい」というお話を、施術の中で伺うことも少なくありません。

サプリを試しても変わらなかった、その理由

「更年期にいいと聞いたサプリを試したけど、変わらなかった」という声もよく耳にします。栄養素は食品から摂取した場合とサプリメント単体で摂取した場合とで、体への影響に差が見られるという研究報告があり、サプリだけに頼り食事全体を見直さないままでは、改善が難しいことがあるといわれています。特に月経のある女性は鉄が不足しがちで、この「隠れ貧血」の傾向が更年期の不調と重なり合っていることも少なくありません。


不調の背景にある原因

更年期の不調の背景には、次のような要因が複合的に関わっています。

  • エストロゲンの急激な減少による自律神経の乱れ
  • 長年の月経による鉄の消耗、隠れ貧血の傾向
  • ストレス・環境変化(仕事・介護・子育ての変化)
  • 食事内容の偏り
💡 さき先生メモ:不調の相談を伺う時は、普段の食事内容もあわせて丁寧にお伺いしています。

今日からできること

今日からできる、負担の少ないセルフケアはこちらです。

  • 湯船に浸かり、体を温める習慣をつくる
  • 「気のせい」で片付けず、信頼できる人に今の状態を伝えておく(一人で抱え込まないために)
  • 気になる場合は婦人科でフェリチン値を含めた血液検査を受ける

もっと詳しく、更年期の不調と栄養の関係を知りたい方へ。
症状別ページで、詳しい解説とセルフチェックができます。

症状別ページで詳しく見る

よくある質問

Q「気のせい」と言われた不調は、本当に気のせいなのですか?
A多くの場合、ホルモンの変化や自律神経の乱れ、栄養面の状態など、体の実際の変化が背景にあります。気のせいとして片付けず、状態を確認してみることをおすすめします。
Qサプリを試しても変わらなかったのはなぜですか?
Aサプリメント単体に頼り、食事全体を見直さないままでは、改善が難しいことがあるといわれています。何が不足していて、何を摂りすぎているかを把握することが大切です。
Q更年期の不調と、単なる疲れはどう見分ければいいですか?
A自分で見分けるのは難しいことが多いです。ホットフラッシュ・イライラ・不眠など複数の症状が重なっている場合や、それが続く場合は、一度体の状態を確認してみることをおすすめします。
Q更年期の詳しい原因は、どこで確認できますか?
A症状別ページにて、原因の詳しい解説をご覧いただけます。ご自身の状態と照らし合わせてみてください。
Q誰にも理解してもらえない不調を、どうすればいいですか?
ALINEから無料でご相談いただけます。まずは今の状態を、一緒に整理するところから始めましょう。


まとめ

📌 この記事のポイント
  1. 更年期の不調は「気のせい」ではなく、ホルモン変化という体の実際の反応
  2. サプリだけに頼らず、食事全体を見直すことが改善の鍵になることがある
  3. 隠れ貧血が更年期の不調と重なっているケースも少なくない

「気のせい」で片付けず、体の状態を一緒に整理していきませんか。



あなたの体の状態を知ることが
変化への第一歩です


どちらもLINEからご確認いただけます。お気軽にどうぞ。

髙中沙樹

髙中 沙樹(LaLa鍼灸サロン代表)

鍼灸と出会ったのは高校生のころ。ソフトボールで肩を痛め、いくつかの施術を試す中で、鍼灸だけが「その場で体が変わる」感覚を与えてくれました。その驚きが、鍼灸師を志すきっかけになりました。

現場に立つようになって気づいたのは、「その場で楽になっても、また戻ってしまう人が多い」という現実。体の不調は「結果」であり、根本にある原因こそ整えるべきだと確信しました。

そんな中で、私自身もさまざまな経験をしてきました。仕事、結婚、出産、育児——。女性は体も人生もいろんな変化がありますね。1人目を出産した時は「こんなに大変なの?」と、自分の体や生活の変化に衝撃を受けました。女性だから、妻だから、母親だから——私もたくさん我慢して、悩んで、涙した時期があります。

同じ女性同士だからこそ理解し合えることがあり「もっと一人ひとりに向き合える場をつくりたい」という思いが強くなり、3人目の妊娠をきっかけに独立を決意。2024年12月、LaLa鍼灸サロンをオープンしました。

姿勢・体の使い方・栄養。内側の状態まで含めた「巡り」から整えるアプローチで、「自分の体を理解し、自分で整えられる状態になること」を一緒に目指します。

鍼灸師歴13年 3児の母 メンタル心理カウンセラー メディカルピラティスインストラクター

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