食品添加物って、実際なに?|さいたま市の鍼灸師が解説

毎日の食事からカラダを整える
〜食品添加物とのやさしい付き合い方〜
実際「添加物ってなに?」。「全部ダメ!」とも「気にしなくていい」とも言い切れないのが本音です。
大切なのは、完璧に避けることでもなく、「何が入っているかを知って、自分で選べるようになること」。今日はそこをいっしょに整理してみましょう。
こんな「なんとなくの不調」、ありませんか?
毎日ちゃんと寝ているのに疲れがとれない、特に何もしていないのに体が重い——そんな状態が続いていませんか? 東洋医学ではこれを「未病(みびょう)」と呼びます。病気というほどではないけれど、体が発しているSOSのサインです。
- 手足が冷えやすい
- すぐ疲れる、だるくなる
- 肩がこる・頭痛がある
- 胃がもたれる・便秘がち
- よく眠れない
病気ではないけれど、体が「このままだとまずいよ」と教えてくれているサイン。我慢せずに、日々の小さな習慣から見直すチャンスです。
不調のサインは「肝臓の疲れ」かもしれません
加工食品や添加物を多くとると、それを体の中で処理するのは主に「肝臓」の仕事です。肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれ、かなり無理をしても自覚症状が出にくい。だから気づかないうちに疲弊してしまいます。
加工食品・添加物を多くとる → 肝臓が処理しきれず疲弊 → 代謝が落ちて全身の冷え・だるさ・肩こり(=未病)へ
そもそも「食品添加物」って何?
食品添加物とは、食べ物を作る・保つために加えられるものです。一言でいうと、食品を「便利にするためのもの」。すべてが体に悪いわけではなく、腐敗を防いで食中毒から守ってくれる大切な役割もあります。
腐りにくくする。ハム・お弁当・お惣菜など。
色をきれいに見せる。お菓子・ジュースなど。
いつも同じ味にする。加工食品・インスタントなど。
なめらか・とろっとした食感を出す。
特に気をつけたい「超加工食品」とは?
食品には加工の度合いによって段階があります。特に気をつけたいのが一番右の「超加工食品」。これは5種類以上の食材を使い、多くの添加物を含んで工業的に作られたもの。現代人のカロリー摂取の3〜4割がここから来ているとも言われています。
| レベル | 種類 | 代表例 |
|---|---|---|
| レベル1 | 未加工・最小限 | 野菜、卵、玄米 |
| レベル2 | 基本的な加工 | 油、無塩バターなど |
| レベル3 | 中程度の加工 | 加糖ヨーグルト、果汁ジュース |
| レベル4 | 超加工食品 | 菓子パン、ソーセージ、ポテトチップス |
買い物で使える!「スラッシュ(/)の法則」
食品のラベルを見たとき、原材料名の中に「/(スラッシュ)」があれば、そこが食品と添加物の境界線。スラッシュより前が「食材」、後ろが「添加物」です(2022年4月からのルール)。
豚肉、豚脂肪、結着料、糖類、香辛料 / 調味料(アミノ酸)、保存料(ソルビン酸)、発色剤(亜硝酸Na)
👆 スラッシュより右側が短いものを選ぶだけで、肝臓への負担をぐっと減らせます。
今日からできる「引き算」の食事術
完璧にゼロにしようとするとストレスになって続きません。大切なのは「減らす」意識を持つこと。まずは3つだけ試してみてください。
- ラベルの裏を見る習慣をつける — 買い物のとき、スラッシュの後ろをサッと確認するだけ。少ないものを選ぶ。
- 味つけをシンプルにする — 市販のタレやドレッシングをやめて、塩・しょうゆ・酢・油だけで味つけしてみる。
- 信頼できるお店を一つ見つける — 素材にこだわった惣菜店や食材店を「自分のお気に入り」にしておくだけで選択が楽になります。
まとめ
- 「疲れやすい・だるい・肩こり」は未病のサイン。食事との関係を見直すチャンスです。
- 食品添加物はすべてが悪いわけではない。問題は「知らないうちに摂りすぎること」。
- ラベルの「スラッシュ(/)」を確認する習慣だけでも、選び方は大きく変わります。
- 完璧を目指さなくていい。「少し減らす」意識の積み重ねが、10年後のカラダをつくります。
添加物を「ゼロ」にする必要はありません。知って、無理なく「減らす」工夫が、あなたの肝臓を少し休ませてくれます。毎日の小さな選択が、今の体を、そして未来の体を変えていきます。
LaLa鍼灸サロンでは、食事・生活習慣・体の状態をまるごと見ながら、あなたに合ったアドバイスをお伝えしています。気になることがあれば、LINEからお気軽にご相談ください。

