疲れが取れないのはタンパク質不足のサイン?|さいたま市の鍼灸師が解説

疲れが取れないのはタンパク質不足のサイン?|
さいたま市の鍼灸師が解説
最近、「前より疲れが抜けにくくなった」「休んでも回復が遅い気がする」と感じることはありませんか。
体重や見た目はそこまで変わっていないのに、なんとなく体が重い。そんな声を、サロンでもよく耳にします。
その疲れやすさ、もしかすると食事の中のタンパク質が不足しているサインかもしれません。タンパク質というと「筋肉のため」というイメージが強いですが、実は疲れを回復させる物質やホルモンの材料としても使われています。和食中心で軽めの食事を意識している方ほど、知らないうちに不足しているケースが多いんです。
そもそもタンパク質って、何のために必要なの?
タンパク質とは、体を作るための材料となる栄養素のことです。筋肉や内臓、皮膚や髪だけでなく、体の中で働く酵素やホルモン、免疫物質の材料にもなっています。いわば、体という建物を支える「柱」や「配線」のような存在。柱が足りなければ建物がぐらつくように、材料が不足すると体のあちこちの働きが弱くなっていきます。
筋肉のことはよく知られていますが、ホルモンや神経伝達物質もタンパク質から作られている、というのはあまり知られていません。
なぜタンパク質が不足すると「疲れ」につながるの?
疲れやすさとは、体を動かしたり回復させたりするための材料やエネルギーが不足している状態を指します。体を回復させる酵素や、気持ちを前向きに保つ神経伝達物質(セロトニンやドーパミンなど)も、タンパク質を材料に作られています。材料が不足すれば回復の働きそのものが滞りやすくなり、「寝ても疲れが取れない」状態につながることがあります。
暑さによる疲れとエネルギーの作られ方については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
更年期世代は、なぜタンパク質が不足しやすいの?
更年期世代とは、女性ホルモンの分泌量が変化していく40代後半から50代を中心とした時期のことです。この時期はホルモンバランスの変化に伴って体づくりの材料への需要が変わる一方で、食欲の変化や「健康のために」という理由でお肉や魚を減らす方が多く、材料不足が起こりやすいタイミングでもあります。女性ホルモン自体もコレステロールを材料に作られており、そのコレステロールは脂質とタンパク質からつくられます。材料が足りなければ、体はホルモンを作りたくても作れない状態になってしまうのです。
- 和食中心で主菜が小さめになりやすい
- 「脂っこいものは控えたい」でお肉を減らしがち
- 食欲そのものが落ちてきている
- 加齢とともに体が必要とする量も変化する
今日からできること
大きく食生活を変える必要はありません。まずは今の食事に、少しだけ「材料」を足していくイメージで大丈夫です。
- 毎食、手のひら1枚分くらいのタンパク質源(卵・豆腐・魚・肉など)を意識する
- 主食メインの食事(うどんやそうめん等)を避け、必ず一品タンパク質を添える
- 疲れが続くときは、量よりまず「毎食に必ずタンパク質源がある状態」を目指す
よくある質問
まとめ
- タンパク質は筋肉だけでなく、疲労回復物質やホルモンの材料になる
- 更年期世代は材料不足が起こりやすいタイミング
- 毎食「手のひら1枚分」を目安に少しずつ意識するのがおすすめ
疲れやすさは我慢するものではなく、体からのサインかもしれません。ご自身の食生活や体の状態を一緒に整理したい方は、LINEからお気軽にご相談ください。


