長距離運転で首肩がガチガチになるのはなぜ?|さいたま市の鍼灸師が解説

長距離運転で首肩がガチガチになるのはなぜ?|さいたま市の鍼灸師が解説
ハンドルを握る腕と、ペダルを踏む足の使い方から、理由を整理します。
運転すると、なぜ首肩がガチガチになるの?
動かないまま、頭と腕を支え続けるからです。
頭は体重の約1割の重さがあり、首からうなじ、肩の筋肉がずっと支えています。そこに、ハンドルへ腕を伸ばし続ける動きが加わると、腕を支える肩の筋肉もさらに緊張します。
しかも運転中は、姿勢をほとんど変えられません。筋肉が動かないまま力が入り続けるため、降りたときにガチガチに固まった感覚になりやすいのです。
LaLaが見る、首肩に負担が集まる5つのポイント
首肩だけでなく、背中、骨盤、足、目まで見ます。
| ポイント | 首肩に負担が集まる理由 |
|---|---|
| ① 片手運転 | 右手はハンドル、左腕はひじ掛けに置いていませんか?その状態は骨盤を右方向へスライドさせるので、体のバランスを崩した状態になります。 |
| ② 頭が前方に出過ぎている | 上体は背もたれ、顔は前に出ている猫背状態になっていませんか?その状態は肩こりにもなるし、後頭部が詰まりやすく首こりになりやすいです。 |
| ③ 右足を使い続けて骨盤が傾く | ペダルを踏む右足に偏り、骨盤が傾いて背中や首のバランスが崩れる |
| ④ 目の疲れで顔が前へ出る | ②の状態と同じく前を見ようとして顎が突き出し、首の後ろが緊張する。そうすると眼精疲労へとつながります。 |
| ⑤ 肘を浮かせたまま運転している | 腕の重さを肩で支えるので、肩こりにつながります。 |
運転中と休憩中にできること
運転中は姿勢の工夫、動かすのは休憩のときです。
運転中
シートに深く座り、背中を背もたれにつけます。ハンドルは力を抜いて握る。目が疲れたら、無理をせず休憩を取りましょう。
休憩のとき
車を降りて、背伸びや足の屈伸運動、股関節とももの前側のストレッチ。肩をゆっくり回し、首を動かして、固まった筋肉をほぐします。運転後は、湯船で体を温めるのもおすすめです。
鍼灸師として、運転する人の体をどう見ているの?
首肩だけでなく、運転姿勢の癖が出る体の使い方まで確認します。
鍼灸師として13年、整体と鍼灸で体をみてきた中で、首肩こりの背景には運転のほか、座り方や足の使い方の癖があると感じています。私自身も長距離ドライブが好きなので、運転後に首肩がつらくなる感覚はよくわかります。
姿勢や体の動き、呼吸、骨盤、足の状態なども確認します。そのうえで、首肩に負担が集まりにくい体の状態を目指して、鍼灸と整体を行います。
よくある質問
運転中は、どのくらいの間隔で休憩すればいいですか?
首肩がつらくなる前に、こまめに休憩するのがおすすめです。 時間の決まりはありませんが、目が疲れた、肩が上がってきたと感じたら、サービスエリアなど安全な場所で休憩しましょう。
運転中の姿勢で、特に気をつけることはありますか?
まずは、背中を背もたれにつけて、頭が前に出ないようにしてください。 左腕をひじ掛けに置いたまま運転を続けると、骨盤が右にずれて体のバランスを崩しやすくなります。両手でハンドルを持つ時間を増やしてみましょう。
運転したあと、首肩がつらいときはどうすればいいですか?
まずは、湯船や蒸しタオルで体を温めてみてください。 温めたあと、首や肩をゆっくり動かすのもおすすめです。
運転が多い人は、施術でどこを確認しますか?
首肩だけでなく、運転の癖が出る体の使い方まで確認します。 運転の時間や頻度、座り方、足の使い方を伺い、姿勢や体の動き、呼吸、骨盤、足の状態なども確認します。そのうえで、施術の内容を決めます。
どのくらい通えばいいですか?
状態によって異なります。 初回で、目安をお伝えします。
しびれや強い痛みがあるときは、どうすればいいですか?
まず、医療機関に相談してください。 腕や手のしびれ、力の入りにくさ、急な強い痛み、発熱を伴う痛み、今までにない激しい頭痛や強いめまいがあるときは、鍼灸院より先に受診をおすすめします。通院中や服薬中の方は、自己判断で変えず、主治医にご相談ください。

