顔のむくみが戻るのはなぜ?|さいたま市の鍼灸師が解説

顔のむくみが戻るのはなぜ?|さいたま市の鍼灸師が解説

顔のむくみが戻るのはなぜ?|
さいたま市の鍼灸師が解説

毎晩マッサージや美顔ローラーをしているのに、翌朝にはまた顔がむくんでいる…。その理由と、今日からできることをご紹介します。

「毎晩マッサージや美顔ローラーをしているのに、翌朝にはまた顔がむくんでいる…」
そんな経験、ありませんか?

マッサージをした直後はスッキリしても、その状態が長続きしない方は少なくありません。それは、顔だけをケアしても、むくみの原因そのものが残ったままだからかもしれません。

まず結論からお伝えすると
顔のむくみが繰り返されるのは、マッサージのやり方が悪いからではありません。多くの場合、むくみの本当の原因は「顔」ではなく、首や肩、姿勢、身体の内側の状態にあります。顔だけをケアしても、原因が残っていれば、また元に戻りやすいのです。

顔のむくみって、そもそも何が起きているの?

むくみとは、血液やリンパが回収しきれなかった水分が、皮膚の下に溜まった状態のことです。たとえるなら、蛇口から流れてきた水が、排水口の詰まりでうまく流れていかないようなイメージです。顔のむくみも、それとよく似ています。水分そのものより、「流れが滞る場所」に目を向けることが大切です。

💡 【さき先生メモ】美容鍼でお越しになった方でも、手や足、首にも鍼灸を行うため「顔だけじゃなくて肩も楽になった!」というお声を多くいただきます。

顔だけマッサージしても意味がないって本当?

結論からいうと、「意味がない」わけではありませんが、「それだけでは不十分」なことが多いです。顔のリンパや血液は、最終的に首を通って鎖骨のあたりに集まり、そこから全身に戻っていきます。首や肩がこわばっていると、この合流地点が詰まった状態になり、顔だけ流しても、また溜まりやすくなってしまうのです。


むくみの原因は「顔」じゃなくて「身体」にあるの?

はい、その可能性は十分に考えられます。特に次のような要因が重なっていると、顔のむくみが繰り返されやすいと言われています。

  • 首・肩のこわばり:デスクワークやスマホ操作で首肩の筋肉が緊張し、リンパの通り道が滞りやすくなる(肩こりがすぐ戻る理由についてはこちらの記事も
  • 姿勢の崩れ:頭が前に出る姿勢(スマホ首)が続くと、首への負担が増え、呼吸も浅くなりやすい(ストレートネックについてはこちら
  • 食いしばり:就寝中の食いしばりでエラ〜首の筋肉が緊張し、朝の顔の重だるさにつながることがある
  • 身体の内側の状態:睡眠不足や自律神経の乱れ、たんぱく質不足に加えて、ナトリウムとカリウムのバランスの乱れも水分の溜め込みに関わると言われている
  • 生理前のホルモン変化:生理前はプロゲステロンの働きで腎臓がナトリウムと水分を再吸収しやすくなり、加えて体温もやや上がりやすいため、いつも以上にむくみを感じやすい時期と言われている
💡 【さき先生メモ】夏場は冷房で身体が冷えて血流が滞り、むくみやすくなるという声もよくいただきます(夏に頭痛・肩こりが増える理由はこちら)。

今日からできること

顔だけでなく、身体全体に目を向けてみると、変化のきっかけになるかもしれません。

  • アルコールの飲み過ぎや外食ばかりで偏った食事にならないように気をつける
  • 猫背にならないよう、画面を見る高さを意識する
  • 具沢山のお味噌汁など、和食中心の食事を意識する
  • 就寝前は湯船に浸かる習慣をつける

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よくある質問

Q顔のむくみは体質だから仕方ないですか?
A体質の影響がまったくないとは言えませんが、首肩のこわばりや姿勢、生活習慣の影響も大きいと考えられています。体質だからと諦める前に、身体全体の状態を見直してみる価値はあります。
Q美容鍼を受ければむくみは改善しますか?
A個人差はありますが、首肩のこわばりや巡りにアプローチすることで、スッキリ感を感じやすくなる方もいらっしゃいます。効果には個人差があるため、まずは身体の状態を確認することをおすすめします。
Qマッサージは意味がないということですか?
Aいいえ、そうではありません。マッサージ自体は流れを促す助けになります。ただ、顔だけでなく首や肩も一緒にケアすると、スッキリ感が長続きしやすいと言われています。
Q顔だけでなく首や肩も一緒にケアした方がいいですか?
Aはい、その方が良い場合が多いです。顔のリンパは首を通って鎖骨に流れていくため、首肩がこわばっていると出口が詰まった状態になりやすいためです。
Qどのくらいの頻度でケアすればいいですか?
A生活習慣やこわばりの程度によって個人差があります。まずはご自身の首肩のこわばりや姿勢のクセを確認してから、無理のない頻度で続けることをおすすめします。


まとめ

📌 この記事のポイント
  1. 顔のむくみは「顔の症状」ではなく、身体の状態が映し出された結果
  2. 首や肩のこわばり、姿勢、食いしばり、身体の内側の状態、生理前のホルモン変化などが原因になっていることが多い
  3. 顔だけでなく、身体全体に目を向けることが、繰り返さないための第一歩

「体質だから仕方ない」と諦めてしまう前に、一度、首や肩、姿勢、生活習慣も含めて見直してみませんか?



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髙中沙樹

髙中 沙樹(LaLa鍼灸サロン代表)

鍼灸と出会ったのは高校生のころ。ソフトボールで肩を痛め、いくつかの施術を試す中で、鍼灸だけが「その場で体が変わる」感覚を与えてくれました。その驚きが、鍼灸師を志すきっかけになりました。

現場に立つようになって気づいたのは、「その場で楽になっても、また戻ってしまう人が多い」という現実。体の不調は「結果」であり、根本にある原因こそ整えるべきだと確信しました。

そんな中で、私自身もさまざまな経験をしてきました。仕事、結婚、出産、育児——。女性は体も人生もいろんな変化がありますね。1人目を出産した時は「こんなに大変なの?」と、自分の体や生活の変化に衝撃を受けました。女性だから、妻だから、母親だから——私もたくさん我慢して、悩んで、涙した時期があります。

同じ女性同士だからこそ理解し合えることがあり「もっと一人ひとりに向き合える場をつくりたい」という思いが強くなり、3人目の妊娠をきっかけに独立を決意。2024年12月、LaLa鍼灸サロンをオープンしました。

姿勢・体の使い方・栄養。内側の状態まで含めた「巡り」から整えるアプローチで、「自分の体を理解し、自分で整えられる状態になること」を一緒に目指します。

鍼灸師歴13年 3児の母 メンタル心理カウンセラー メディカルピラティスインストラクター

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